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FAIRYTAIL〜パラレルの世界〜
第四十話サスケvsエルザ、グレイ

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サスケが目を覚ますと何処かの洞穴のなかにいた。
「目が覚めたか?」
声をかけたのはアギトだ。その横にはウェンディがいる
「あれから三日間寝てたんですよ大丈夫ですか?」
「ここはどこだ?」
「ガルートのまちだサスケお前には聞いておかなければならないことがある」
「イタチのことか?それなら知っている。あの日うちはがクーデターを起こそうとしていることくらいな」
「お前がイタチを殺した理由は力を手にいれるためか?」
「ああ、それがイタチ望んだことだからな」
それだけ告げるとサスケはその場を立ち去ろうとする。しばらく歩くと洞穴の奥にいくつもの骨がある場所にたどり着いた。
「ガルートは俺の故郷だ」
その後アギトから告げられたことはサスケにとって衝撃的なことだった。

「ここまで来たことは誉めてやろうだがここで終わりだ」
サスケの手が放電を始める。それを見たエルザは雷帝の鎧に換装する。
「千鳥!!」
サスケの雷を纏った突きとエルザの槍がぶつかり合う。一瞬の間の後エルザの槍が砕ける。
「アイスメイク・ランス!!」
そこをグレイが魔法で攻撃するが紫のオーラがそれを弾く。
「天照!!」
「アイスメイク・シールド!!」
グレイがはったシールドをサスケが睨み付けると黒い炎がシールドを包み込む。
「所詮この程度か?お前たちは・・」
「なんなんだ?こいつ・・・」
「魔力が桁違いにでかいな・・・」
「万華鏡写輪眼・・もっとも親しき者を殺すことで手にすることが出来るうちは一族最大の瞳力だ。これがあるかぎりお前らに負けることはない!!」
圧倒的な強さのサスケの前に苦戦するエルザとグレイ、何度攻撃しても全て紫のオーラに防がれてしまい戦闘開始から一度も攻撃を当てれていなかった。どうにかしてオーラを破ろうと考えているときだった。突然サスケが眼を押さえて苦しみだした。しかもオーラも不安定に明滅している。
「なんだ?こいつ・・」
「グレイ今だ!!天輪・五芒星の剣!!」
「氷魔剣!!」
グレイとエルザの攻撃を直接食らったサスケ。サスケの眼からは光が消えていた。
「失明か・・・」
「強すぎる魔法には大きなリスクがあるみたいだな・・さっさとアギトのとこに行くぜ」

別の場所
様子を伺いながらルーシィが町を進んでいた。そのルーシィのいる場所に突然カマが飛んでくる。それをかわしたルーシィがカマの飛んできた方を見ると黒い衣に赤い雲模様の服を来た男がいた。
「暁の飛段・・よりによってとんでもないやつに当たっちゃったわね・・」
「アギトの言う通りになった・・・星霊使いってのは本当にめんどくせぇなぁ・・・」


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