4章 回想篇
4章 回想編 帰還と帰国
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無事並行世界から帰還した、直哉とさくらは、シャノワールに行くと大神達巴里華撃団全てのスタッフから帰還パーティを開かれ二人は戸惑っていた。
その上千明が直哉から離れなくなり直哉が早く帝都に帰りたといっても、船旅で帰ることとなった。
太正15年9月・・・
シャノワール前
「それでは大神さん、巴里華撃団の皆さん僕たちは帝都に帰りますね」
「ああ、さくら君、直哉君、千明君色々助かったよ」
「直哉君もさくらさんたちも、また遊びに来てくださいね」
「「「はい」」」
「直哉にさくら色々迷惑をかけた、すまなかった」
「直哉君は、凄いちびっ子だよ」
!!「っ」
「「直哉君抑えて抑えてね」」
「さくらお姉ちゃん、千明お姉ちゃん離してーーー」
そして3人は港に行き、帝都行きの船に乗り込み、出港するまでの時間寛ろいでいた。
船は、出港し、帝都に着くまでの1週間の船旅が始まった。
そして回想編のスタートは、千明の一言から始まるのだった。
「ねえ直哉君聞いて良い、直哉君の昔の事を?」
「え、僕の昔の事を、千明お姉ちゃん面白くないけど、それでも良い?」
「うん、お願い直哉君」
「じゃあ話すよ、僕はね、4歳まで、仙台の山奥にある集落人口600人ぐらいの集落で暮らしてたんだ」
「そんなある日、事件が起きたんだ」
「事件?」
「直哉君、飲み物持って来たよ、一緒に飲もう。ほら千明ちゃんも」
「ありがとうさくらさん」
「所で千明ちゃんと何話してたの?直哉君」
「さくらお姉ちゃんと出会う前の話だよ」
!!
「もしかして、さくらお姉ちゃんも聞きたい?」
「うん聞きたい」
「その事件とはね」
「お母さん、お父さん僕を捨てないでよ。」
「もう俺たちはお前のりょうしんじゃねえ、何処へでも消えろ、この化け物」
「何で僕の事化け物て言うの?どうしてお父さん」
「僕そんなの知らないよ。お願いだから誰か助けてーーーー」
「僕の霊力が目覚めたばかりで、その集落600人中500人を、集落ごと消滅させてしまったんだ」
「え、そんなことがあったなんて」
「その事件後「僕は、実の両親から、化け物や殺人者などを言われ続け、僕は捨てられたのさ」
!!
「酷いよそんな仕打ちするなんて」
「ああ、俺も酷いと思うぜ」
「何時の時代でも人間は、かわらねえな」
「何で、力を持っただけなのに、そこまで拒絶されないといけないの?」
千明がそう言うと、さくらが話しかけた。
「千明ちゃんそれは、貴女が未来人だからだよ」
「え、それはどういうことですか?さくらさん」
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