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異世界に呼ばれたら、魔法が使えるようになりました。
とある事情にて
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にその生命すべてを魔力へと変えて起動させることになっているの。この、世界が不毛の大地へと変化するのを止めるために」
「……それって生け贄ってことですか?」
「そう、だから手向けとして捧げられる花からとって、“花の姫”と呼ばれているの」
「! 聞いていませんよ!」
「あまりそういつたことを話したくなかったんじゃない? それで、今の話からすると貴方でも大丈夫みたいだけれど手伝ってくれる?」

 それに僕は即座に頷いたのだった。



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