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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL3 ラグナル、焔について………
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「ええっ!?あの足場もスキルじゃないの!?」

皆が驚いている中、周りの事を気にせず話を進める焔。

『そして先ほどのスキルは葬刃。己の魔力を上乗せする度に威力と剣速、攻撃範囲が増します。………その分燃費は悪いので無闇やたらに使えませんけどね』
「………ってかお前誰だよ。俺と話していた時と随分と違うんだが?」
『それは無能なマスターだからよ。悔しかったらもっとまともに使いこなして見せなさい。結局使える様になったスキルは一つだけ。本当センスないわ………』
「お前なぁ………」

こいつは本当に俺の事をマスターだと思っているのだろうか?機械音の影響で感情のない声なので、余計に冷たく感じる。

「まだまだ気になる事もあるし、色々と聞きたい事があるんだけど、その機械音じゃこっちが気持ち悪くなってくるね………そうだ!!零治君、今日1日ホルダー借りていいかい?」
「は、はいどうぞ………」

迫り来る様に頼まれ思わずラグナルを渡してしまった。

「ありがとう!!ふふふ、是非楽しみにしていてくれたまえ!!!」

そう言ってグランツ博士は嬉しそうに部屋を出て行ってしまった。

「………えっと」
「気にしなくて良いですよ。いつもの悪い癖です」
「全く、研究のことになると直ぐ周りが見えなくなるのよね………」

と、呆れた様子で呟く娘2人。

「ええっ!?もしかして終わり!?」
「もしかしなくてもそうだ。ホルダーを持って行かれては戦えんだろう」
「残念です………」

レヴィとシュテルはいかにも不完全燃焼と言った感じにまだまだ元気そうだった。

「そうだ!!だったらゲームしよう!!今日はレイが来た記念にみんなで!!」
「いや、もう21時になるぞ。流石に今からでは………」
「レヴィ、戻ったら直ぐに準備に取り掛かりましょう」
「シュテル!?」
「了解シュテるん!!」

ビシッと敬礼し、そそくさと部屋を出て行くレヴィ。

「あっ、私も〜!」

その後にユーリが付いていった。

「シュテル………」
「たまには良いじゃないですか王。2人も一緒にやりましょう」
「はい、是非!!」
「私もやろうかしら〜」
「しかし幾ら春休みとはいえ………」
「ならば仕方がないありません。王は不参加と言うことで………」
「いややる!!」

そう返事を聞くとシュテルはディアの手を取り、部屋を出て行く。心なしか嬉しそうに見えた。

「それじゃあ私達も行きましょう」
「は〜い」
「ああ」

アミタとキリエの後に続き、俺もその場を後にした………









翌朝………




「………なさい」
「ん……?」
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