暁 〜小説投稿サイト〜
Justice正輝編 前章 善と悪
8話初boss戦
[1/6]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「惨いな…」
「自意識過剰にも程があるの…」
「誰か「惨いな」だとぅ?」
(こいつに殺られたら色んな意味で終わりだろ(でしょ))
「何だ!そこの二人!俺様の槍で殺されたいのか!あぁ?」
野生の転生者いわゆるデントロ(いや馬鹿と言っていいだろう)は怒鳴ってきた!
というのを正輝の脳内で叫んでいた。
「正輝。代わりに戦っていいよ。戦った方が身の為になるし、経験値を稼げるよ」
「あんなのを初戦にされたら負ける気がしないが、それで苦戦したら死後も絶望するしかない。」
「やれやれ。転生者があんなのだったら我々が苦労することもないがね」
「俺を舐めてんのか!」
転生者は酷い言われように耳まで赤くなりながら怒っており、持っていた匣兵器からロケット弾を正樹達の方角に発射したが、正輝は投影で煙玉を使って逃げた。
「あばよー姉さーん!そいつに絶対勝てよな!」
「すまない。この貸しは必ず返そう」
「逃げるなー!」
正輝は結界をアーチャーが投影した破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)を使って破り、スタコラサッサと姉達の叫びを聞かず逃げて行き。その結界は破れたところを再構築した。
「デントロ二世のこの俺様を舐めた覚悟は出来てるか?」
「二世でも姿はそのまんまだしどう見ても弱そーな気がする…」

正輝side
「急いでフェイトの家に戻んないとマズイな」
俺達は走っていた。
アーチャーは携帯でセイバーに連絡をしていたがどうやら繋がらないらしい。
襲われたか、どこか遠くに連れて行かれたかのどちらかであった。
「やはり邪魔である殺者の楽園を倒すべきではなかったのかね?」
「襲われるってのは分かってたからな。だから保険を施しておいた」
前に使っていた空間系の罠をフェイトの家の周りに付け、フェイト達には家にいるように言っておいたから大丈夫だな。アーチャーに話してない理由は正樹がセイバーとアーチャーによるマスターオブザリンクで繋がってる限り作った罠に(正輝の空間属性による耐性)策士策に溺れることがないので話す必要がなかった。
「いた!セイバー?」
「待ってした。マスター!」
どうやら間に合ったな。敵は10体でセイバーも余裕の顔ならなんの問題もない!
「悪い!今助けに行く!投影開始(トレース・オン)!」
正輝が投影した物はマーボー神父が持っていた黒剣。アーチャーは投影した弓で敵の肩を射った。
「あがっ!」「いっで!」
「何だあの赤いのは?早すぎて防げない!」
アーチャーの名は伊達ではない。
元々弓兵のクラスなので遠距離が強力なのだが、それでも防げないというのは大げさ過ぎる。だとしたらセイバーでもあっさり倒せた筈だろ。
「クソったれ!本格的に魚雷みたいに扱わるなんておまけに逆らったら殺すとかやってられるか?」
あー。そゆこと
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ