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swordarton-line〜二度目の世界〜
自分→契約
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りってね。それは中で確かめるから、とりあえずやってみようか。」




□■□
初のVRMMOへのダイブはこんな感じだっただろうか。
この時から俺の日常は崩れかけてしまったのだと思う。
いつもの生活は変わらなかった。優等生を“演じていた”。しかし、コレの虜になってしまったことで変わっていったのだろう。
俺は…。

 


□■□
 初めてフラッシュに赴いた日から、毎日、フラッシュに御呼ばれした。
 何度もモデルをすれば剣のモデルとしてはもちろん終わった。剣と言っても、直剣、曲刀。小振りの片手剣や、その対となる巨大な大剣。細身のレイピアなど多種多様。
 運動能力を認めてもらえてからは、剣以外のモデルも頼まれた。人件費削減だそうだ。
プレイする人が使おうとする武器は三者三様なのだ。
誰にでも満足してもらうものこそ人気作品として残るだろう。
そのためには勿論剣だけでなく、斧や弓、槍などがあるだろう。
現在、近郷創史が創ろうとしているゲームには魔法や魔術というものは存在していない。そのため杖などもないが遠距離武器が存在している。弓だけでなく、クロスボウなども存在しているため、バトルが苦手な人、得意ではない人まで誰でも楽しめはするだろう。これも憶測に過ぎないがな。
話を戻そう。
モデルが終わった大体二か月後にクローズドベータテスト版が当選者の元に届けられた。
 その二か月の間に確認作業が入ったようだ。このクローズドベータテスト版も製品版発売に向けての確認作業と言えるが。
 当選者は千人限りだった。勿論その中に契約していたため入れて頂けた。
 クローズドベータテスト版。略。ベータ版は二週間行われた。
 その期間は風が通り過ぎるようだった。
 ベータ版が終了した後、フラッシュに赴いた。
 近郷創史から感謝の言葉を受け、契約金を身に収めた。

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