暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
妖精 対 虎 対 人魚 対 蛇姫
[2/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
利的状況に陥ってしまっているのは間違いない。

「ミリア・・・を・・・」
「!!」

そんなエルザにカグラが何かを話す。

「ミリアーナを・・・頼む・・・」

涙ながらに自分のギルドの仲間であり、エルザの楽園の塔の時の仲間であるミリアーナの救出をお願いするカグラ。

「あぁ」

エルザはそれを聞き、目付きをより一層鋭くさせ、ミネルバとの連戦に臨もうとする。

「ミリアーナ?あの子猫か?」

ミネルバは人質に取っていたミリアーナを自らの空間魔法から解放し、ミリアーナは2人の前に力なく倒れる。

「「!!」」
「こやつもすでに戦闘不能だ。得点を妾に!!」

人魚の踵(マーメイドヒール)のサブリーダーのうちの1人であるミリアーナを倒したことにより、剣咬の虎(セイバートゥース)に3ポイントが加算される。

剣咬の虎(セイバートゥース)にまたポイントが追加されました!!』
妖精の尻尾(フェアリーテイル)との差はさらに広がったカボ』
『7ポイント差・・・これはちと厳しいね』

1位の剣咬の虎(セイバートゥース)は59ポイントになったのに対し、2位の妖精の尻尾(フェアリーテイル)はグレイがルーファスを倒して以降なかなかポイントを奪えず52ポイント止まり。
拡がる一方になってきた点差。しかし、エルザはそのことよりも自分の前に投げ捨てられるように解放され、まったく動きもしないミリアーナを心配し彼女を抱える。

「ミリアーナ!!」
「あれ?・・・エル・・・ちゃん・・・?」

ミリアーナは一瞬目を覚ましたかと思ったが、またすぐに目を閉じてしまう。

「しっかりしろ!!ミリアーナ!!・・・!?」

エルザはミリアーナを抱える右手から違和感を覚え、その手を見る。そこには彼女の背中から流れ出たと思われる大量の血が付着していた。

「こ・・・これは・・・」
「待つのも退屈だったのでなぁ。痛め付けて遊んでおったのだ」
「ぐっ・・・」
「良い悲鳴であった」

この瞬間、エルザは完全にキレた。痛む足にムチを打ちミネルバと向かい合うように立ち上がるエルザ。

『これで人魚の踵(マーメイドヒール)の選手も残すところあと1人!!そして、その場に残ったのはエルザとミネルバ!!』
『だけどエルザは全身ボロボロだカボ』
『かたやミネルバの方は無傷だね』
『羽根をもがれた妖精に果たして勝ち目はあるのか!?』

ボロボロのエルザと万全の状態のミネルバ。対称的な2人の対決となったこの勝負。妖精女王(ティターニア)エルザは果たしてこの極悪非道の女に正義の鉄拳を入れることができるのか?




















その頃、この2人から大きく
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ