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異世界に呼ばれたら、魔法が使えるようになりました。
宿に泊まる
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「丁度夜遅くまでやっている図書館が宿の近くにあるからそこを見に行きましょう。地元だから地元の情報が結構あるかもだし」
「そうですね……図書館で調べましょう」

 レイアがしょんぼりしながらガイドブックをしまった。
 そこでようやくケーキを飲み込んだらしいエイダが、

「よし、これでその問題という名の試練がどの程度のものか参考にさせてもらうわ」
「巻き込まれても構わないということでしょうか」
「もちろんよ、その程度」

 楽しそうにエイダが笑う。
 そこでリリアが俺を見て、

「そういえばあの怪物を倒した素材と、あの洞窟の奥で手に入れた魔法結晶石で、簡易的な“杖”を作ってみる?」
「“杖”ですか?」
「ええ、多分あの感じだとストックできるのは、三つぐらいの魔法だけだけれど、あると都合がいいでしょう?」
「それはまあ、“魔法結晶石”よりは選ばなくて言い分時間が短縮できる?」
「その程度しか効果はないけれど、とっさに使い時にすぐ使えるのはいいかもしれないという程度ね」
「それではよろしくお願いします。いつ頃できそうですか?」
「宿にいって一時間くらい?」

 結構短時間で魔法の杖は出来るらしい。
 簡易的なものであるらしいが。
 こうして僕達はご飯を食べてからまずは宿に向かったのだった。







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