第十八話 プールですその一
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」
私はその中でもあのオーナーと今のしゃもじみたいな顔をした監督が嫌いです。信者さんの中には巨人と聞いただけで顔を顰めさせる人までいます。とにかく天理教は関西に多いですから巨人を嫌いな人もそれだけ多いんです。私もその中の一人だったりします。
「まあとにかく。あんな嫌なチームの話はこれで止めて」
「今年は補強が成功して絶不調だしね」
「そうそう」
あそこまでお金かけて補強すればするだけ勝てなくなる。不思議ですよね。それにしても日本全体が不況だって言われて長かったのにどうして巨人だけお金が尽きないんでしょうか。そういえば何か毎日一時間テレビに出て好き勝手言うだけの報道番組の人の年収が二億とか五億とか。不況不況って言われていたのにそれを言う人がお金を湯水みたいに手に入れているのはちょっとわかりません。
「それはそうとしてプールよね」
「おぢばがえりの時はあちこちで泳げるけれどね」
「あの時はね」
おぢばがえりの時は夏の暑い時です。ですからおぢば中にあるプールが全部開放されます。中にはその時の為に置いてある場所もあります。
「けれどここのプールはね」
「何と雨でも泳げる」
「よく考えたら凄いわよね」
更衣室に入っても話を続けます。中はクラスの女の子全員が入ることができます。そこで皆制服を脱いで着替えはじめました。服を脱ぐと皆。
「皆スタイルいいのね」
私はついつい呟いてしまいました。
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