大魔闘演舞
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ィを助けるために勝たなきゃならんのだぞ」
「だからこそ・・・だからこそ冷静にならねばなりません」
マカロフとは正反対に、隣にいるメイビスは冷静にそういい放つ。その顔はどこか笑っているようにも見える。
「私は今までの競技で敵の戦闘力、魔法、心理、行動パターン、すべてを頭に入れました。それを計算し、何億通りものパターンをシュミレーションしました」
「ええっと・・・」
「初代?何を?」
メイビスが何を言っているのかわからず、ポカーンとしている妖精の尻尾の魔導士たち。メイビスはそんなことなど気にすることなく話を続ける。
「敵の動き、予測と結果、位置情報、ここまですべて、私の計算通りです」
「!?」
「作戦はすでに伝えてあります」
静かに閉じられていた目をゆっくりと開くシリルたち。
「仲間を必ず勝利へと導く、それが私の戦です」
「戦・・・ですか?」
メイビスは立ち上がると、人差し指を立てた右手を前方へと掲げる。
「妖精の星作戦、発動!!」
「「「「「「了解!!」」」」」」
『ついに!!ついに妖精の尻尾が動き出したぁ!!』
メイビスの指示を受け四方へと散っていく妖精たち。逆転を許してしまった彼らの反撃が今始まる。
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