暁 〜小説投稿サイト〜
『AND』
『Love』

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貴女は貴女を誤魔化した。
愛って感情を消そうとした。
僕があんなに憧れていた貴女と彼の関係性。

消えてしまった時間。
愛が溢れてた時間。
貴女は彼を諦めたの?
それとも愛が無くなったの?

貴女を見ていても本心は解らなくて僕は何もできないでいる。
貴女の想いを掬う事ができないでいる。
僕には何ができる...?
苦しくて仕方がない。

黒い分厚い雲が覆う。
雨がアスファルト一面を黒くする。
貴女も僕も漆黒に覆われる。

容赦無く叩きつける雨音。
僕は貴女の耳を塞ぎ、強く抱き締める。

どうか、貴女は貴女を誤魔化さないで...。



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