暁 〜小説投稿サイト〜
攻撃手 狙撃手 エンジニアのトリップ集団!!
トリップ一年目
第一章 トリップは甘くない
第二話 青空の下を歩く

[8]前話 [2]次話
〜きっきーside〜
目を覚ました。体中が痛くてたまらない。
辺りを見渡すとそこは瓦礫や廃墟まみれ。
長い間放置されていたわけではないらしい。
イヤーなくらい綺麗な青空だ。
おかしいな〜私、電車にひかれたような・・・

「死後の世界も瓦礫まみれで不景気ね」

冗談を呟いたのはみかんだった。
みかんも死んだのか!
よかった・・・なら、すみれは・・・

「いや、不景気とかとは違うだろ」

いた。
なんでだ。事故に遭ったのは私、みかんだけ。
すみれが死ぬわけない。

「なら、夢?そのわりにはきっきーの表情がリアルだわ」

「リアルで悪かったわね!!」

「あはは、起きた?
まぁ、それはともかく、ここは危なそうだから歩きましょう」

危なそうだから?
みかんの考えがわからないのは、すみれも同じらしい。
私一人がバカじゃないのはよかった。

「わからない?瓦礫に銃弾の跡があるわ。
ここは戦争でもしてるのかしら。
・・・私の予想通り、はやめてよね」

予想通り?
やっぱりみかんの考えがわからない。
とりあえず、言われるがまま歩かされる。
ブレザーのポケットに手を入れ、寒いなと思う。

「いつまで歩くの?」

「ここがわからんないんだからひたすらよ。」

なぜか、すみれに返されてしまった。
みかんに聞いたんだが。
私たちは看板らしき掲示を発見した。
現在地がわかりそうなヒントはあるかも知れない。
書いてある文字を読み上げた。

「えーと、警戒・・・区域?」

「はぁ!?警戒区域って言ったらワートリの!?と、トリップ?」

すみれはナイスリアクションを送るが、みかんは嫌に冷静。
リアクション芸人には向かないなと密かに思う。

「つか、ワートリってことは烏丸先輩に会えるのかな!?
うわ、陽太郎の世話もやれちゃうかな。」

・・・!?待て待て

「太刀川さんに会える!?メロンパンに会えるの!?
餅持ち込んで求婚しなきゃ。
あ、赤飯、お好きかしら」

眺めてないで、みかん、乗れよ!!
何を考え込んでいるんだ。

「あのさ、さわぐのはいいんだが、周りみたら?」

周り?何を見るんだい?

「私たち、混乱してて周りみてなかったんだが、鞄ないんだ。
しかもポケットの中身まで行方不明。
これって私たち、一文無しってことじゃない?」

一文無し!?
ホームレス確定?
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ