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十束 原作開始時24歳

前世はしがない調達屋。前世もD×D世界と同じく神秘にあふれた世界(神系統はいない。あくまで魔術師が多いだけ)で、依頼を請け負って触媒を調達して報酬をもらう仕事をしていた。調達屋としては珍しく、専門の魔術系統を持たずにどんな魔術系統の触媒も調達することができるが専門の超一流には敵わなかった。あらゆる魔術系統をかじっていたために神秘の気配に恐ろしく敏感であり、解析もお手の物なために対抗魔術を編むのも得意。才能に恵まれなかったために戦闘力は大したことはなかったが、逃げ足と精密作業だけは神秘なしで人外クラス。魔術結社同士の争いに巻き込まれ、インフルエンザで弱っていた所、流れ弾によって死亡。享年32歳独身。

今世では八坂の長子として生誕。尻尾の魅力にとりつかれて前世の知識もフル活用して力をつけた。今世では才能に恵まれたために戦闘力は超越者クラス。だが、逃げ続けた前世のためか戦い自体をあまり好まない。性格も前世を引きずっているために人間より。その所為か面白そうな術に手を伸ばしては肥やしになっている。忍術とか仙術を宴会芸にしか使わないので師匠に嘆かれている。

全力を出す際には二つ名の通りに巨大な十尾の妖狐となるが、獣性が強くなるので好きではない。周りがうるさいので15歳で独立、京盛会会長補佐兼妖獣会直参若葉組に就任。力の弱いものや身寄りがいない妖怪を集めて独り立ちができるまで育て上げていく。

趣味は京都の散策。好きな食べ物は米さんの店の団子。常に和服を着て櫛と和傘と狐の面を持ち歩いている。和傘がトレードマークで、これを見せつけることで種族として得られる畏れを自分自身に集中させる術式を確立。ニートや隠居勢を労働力に変える。妹の九重には恥ずかしがられて逃げられることが多く若干凹み気味。

普段は若葉組の面倒を見ながら魔王クラスの者が京都を訪れる際のガイドを務めている。今、一番欲しいものは色々なしがらみから諦め気味。だが、あり得ないだろうが、しがらみを無視、あるいはすべてが解決するチャンスが訪れたなら、真価を見ることになるだろう。




リアス・グレモリー

原作とは違い京都で十束と出会ってからよく京都を訪れる。悪魔よりも妖怪の方が知り合いが多いし、顔も売れている。妖怪独特の種族特性に触れることが多かったために滅びの魔力の扱いが上がっている。また、十束世代の妖怪は十束を真似て道具を使って種族ではなく、自分自身をアピールすることによって畏れを効率的に集めていたのを見て、仲間はずれが嫌でそれを真似て深紅に金色の蝶を入れた扇子を持ち歩いている。あと一歩でサーゼクスとは別方向で超越するが…

周囲にバレバレとまでは言わないが、それでも誰かを思っているのはグレモリー家中にバレている。原作とは違い婚約者がまだいない
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