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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico38-B竜の終焉 〜Angel Overthrown〜
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†††Sideはやて†††

「はぁはぁはぁ・・・、あり・・・えへん・・・」

地面に倒れ伏すわたしら対ハート2班。視線の先には、わたしらが戦ってたハート2が空中に佇んでる。ハート2。純粋な人間やないホムンクルスってゆう人形らしくて、その身体を器として天使を宿す存在。天使ってゆう神様に一番近い神秘の塊ってことで、すんごい強いのは判ってた。そやけど・・・

(こんなに強いなんて・・・)

戦闘開始からずっとわたしらは攻撃を続けてた。ホンマに手加減無用で。それやのに傷1つとして付けることが出来ひんかった。しかも、ハート2は攻撃らしい攻撃はしてきてへん。わたしらにしてくる事と言うたら、わたしらの攻撃を防ぐためのシールドを発射して突き飛ばすくらい。たったそれだけやのに、わたしらは全滅してもうた。

『リイン・・・、まだ行けるか・・・?』

わたしのパートナーでありユニゾンデバイスでもあるリインに確認する。リインは今、わたしの中で一緒に頑張ってくれてる。リインが居って魔法発動のサポートしてくれるからこそ、わたしは魔導騎士で居られる。

『リインならまだ大丈夫ですよ、はやてちゃん。でも、はやてちゃんがもう限界ですぅ・・・』

少し涙声なリインに『ごめんな。そやけど退けんのや』ルシル君もなのはちゃん達もそれぞれ強敵と戦ってる。それやのにわたしらだけなんも出来ずに倒れてました、なんて言いたくあらへん。

『シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラ。まだ戦えるか?』

『『『もちろんです!』』』『全然余裕!』

『すずかちゃん、ルミナ、ベッキー先輩、セレスちゃん、アルフはどないや・・・?』

『私もまだまだやれるよ・・・!』

『同様に・・・!』

『私も問題ありません・・・!』

『リタイアする気は無いよ・・・!』

『愚問だね!』

戦闘続行の意思を確認し合って、フラつきながらもわたしらは立ち上った。

「癒しの風、行きます!」

シャマルの治癒魔法によってわたしらの魔力やダメージ回復、防護服修復が完了。するとハート2の背中から生えてる4枚の翼がバサッと羽ばたいた。まるで、大人しく寝ていれば良いものを、って言ってるような感じや。はわたし1人で空に上がって、ハート2の頭上10mほどで停止。

「リイン! 大魔法また行くで!」

『はいですっ!』

“夜天の書”をペラペラと捲って、とあるページで止める。アウグスタさんに体を乗っ取られた時、それ以前に蒐集してた何かしらの魔法が消えて、代わりに追加された魔法を使うために。ルシル君たちが言うには、消えた魔法を合わせてもそれ以上に強力なものやとのこと。ラグナロクやポラールリヒト・ノーヴァのような魔力的やない、物理的な魔法での最強・・・。

「我
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