暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン 無邪気な暗殺者──Innocent Assassin──
SAO
〜絶望と悲哀の小夜曲〜
孤独感
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
タだよ」

「いつも悪いナ、レン坊。前から言ってるケド、規定の情報代ならいつでも…」

「いんや……お金には困ってないからね」

背後から苦笑する気配。

「そりゃ、いいご身分だナ」

皮肉たっぷりの言葉をするりと受け流し、レンは言った。

「そりゃどーも……んで、何か真新しい情報ない?」

声は、んーと少しだけ悩む。

「………レン坊はこれからあそこに行くのカ?」

あそこという言葉が指し示す人物を思い浮かべ、今度はレンが苦笑する番だった。

「まーね」

「そんじゃあ、必要ないナ」

即答した声に、レンは首を傾げる。

「何で?」

「行けば解るヨ」

自信満々の訳を聞こうと、レンが振り向くと、後ろのベンチにはすでに誰もいなかった。

「………何なんだよ」

チキンの最後の一片を飲み込みながら、レンは言った。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ