プロローグ
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「リンク、スタート」
俺は生まれて初めてのVRMMO「ソードアートオンライン」略してSAOをプレイするためにそう呟いた。
え?いきなり過ぎる?気にしたら敗北者(のヮの)
そんな事はさておき俺の前に「Welcome to sword art online」の文字が表示された。
そのあとはつまらないキャラクターメイキングだったのでカット。
どうやら顔や体型の他に服の色も変えられるらしい。まーアバターは適当に俺に似せて服は無難に
群青色にしておいた。
そのあとはなんの問題もなくゲームをスタートした?????だがその時の俺は思いもしなかった。
数時間後にあんな事が起こるなんて????
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あのあと俺は目に入った美しい景色に感動しながらもRPGの定石通りポーション等の回復アイテム
をNPCショップで購入し、とりあえずレベル上げの為「アインクラッド」第一層の草原エリアに
訪れていた。
「よっ、と!」
俺は突進してきた雑魚モンスター"フレンジボアー(猪)"を結構ギリギリでかわす。危ねー。
お返しとばかりに右手の剣を構えこの世界唯一の必殺技"ソードスキル"を発動させた。
「オラアッ!」
片手直剣単発ソードスキル"スラント"を掛け声とともに叩き込む。
別に掛け声はなくてもいいが気分の問題だ。
スラントは急所に入ったらしくフレンジボアーはその体を爆散させた。
「これで何体目だ?」
確か25らへんから考えるの止めてたわ。
こんだけ狩っても俺のレベルはまだ3。道はまだまだ長い。
「さーて次の獲物はっと!」
周りを見渡すと更に一匹湧いていた。さーて狩りますか!
気合いをいれて片手直剣を降りおろそうとした、その瞬間草原は俺の前から消え目の前には
赤い髪にバンダナを巻いたプレイヤーがいた。???うん不味い。
でも既に降った剣を止められる筈も無く剣は赤い髪の男の肩に直撃した。
「ぐぎゃああああああ!?」
「クライン!?」
「???殺っちゃったZE★」
「いやいや殺っちゃったZE★じゃ済まねーよ!?」
赤い髪の男(曰くクライン)の隣にいた黒髪のプレイヤーが突っ込んだ。
「だー!何をするだぁーッ!」
「悪い悪い。急に場所が変わったもんだから。」
「だからって許さねぇぞこの野郎!急に攻撃しやがって!常識ってもんをしらんのか!?」
「まぁまぁ。その人もわざとじゃないだろうし。」
「いやぁ、でもなぁ」
「悪かったって!???
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