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異世界に呼ばれたら、魔法が使えるようになりました。
簡単に作れてしまうらしい
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そこでレイアが、

「その手に入れた魔道書の魔法を起こすものを作ってみてはいかがでしょうか。想像するのが難しいようでしたら、幾つか参考にして作ってみるのもいいかもしれません」
「確かに……じゃあ作ってみようかな」
「はい、幾つか作ってみるのがいいかと。そしてそれから、その本に書かれている問題の場所に行ってみませんか?」

 そこでレイアが提案してくる。
 そういえばこの魔道書に有る問題の場所で何かをしなければならないように見えるのだ。
 となると今の話ではここに近いのかもしれない。

 夜が関係していた気もするので、今がちょうどいいのかもしれない。

「よし、そうだね。早速作っていってみよう」
「はい、記念すべき初戦闘です」
「……戦闘しないといけないのかな?」
「その書かれている魔法がどの程度使えるのかのテストが関係していると思いますので」

 つまりこの問題は実践形式のテストであるらしい。
 でももっと色々な魔法が使えるようになりたいし、はじめの方の問題だからそこまで大変なことにならないだろうと僕は楽観的に見ていたのだった。




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