暁 〜小説投稿サイト〜
幸運E−のIS学園生活
英霊(笑)をマジモンの英霊と一緒にするな
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分の魔力に変換でもしてやがるのカ!?だとしたら対魔力が無い一般人だと分が悪すぎる!!)」
「ど、どうしたら!!?」

このまま放置しては確実に命を落とす。どうする!?今この状況で如何したら良い!?一夏と箒、この二人を絶対に守りながら相手を倒す。絶対に無理だ、確実に一方が今より危険な状況に陥る。なら、今此処で取る手は………

「箒、一夏を頼む。そいつを抱えて直ぐに旅館に戻れ。そうすれば助かる」
「で、でも心はっ!?心は如何するんだ!?」
「どうやら奴さん、俺が目当てのようだ。だから、相手をしてやるんのさっ!!」

そう言いながら心は全身に掛かっているリミッターを外した。魔力開放による身体機能の制限解除、これによって得られるのは英霊が持つべきステータス。ISを展開した状態では危険だが、そんなものに構っている場合ではない。本来、人間のみである心にとって英霊のステータスをもつと言うのは命を危険に晒す事以外に無い。身体が耐え切れずにオーバーヒートしてしまうからだ。

「ぐっ!!」
「こ、心!?」
「大丈夫だ!!俺も直ぐに戻る!!いけっ箒嬢!」
「はっはい!!」

箒も今度は言う事を聞き最高スピードで旅館に向かう、それを見届けると心は強くゲイ・ボルグを握り直す。

「やれやれ、愉快だねぇ。さてぇ、殺し合うとするかァ!!!」


箒が旅館に戻ってから半時間後、戦闘中であった衛宮 心の反応が完全に消失したという最悪の知らせがIS学園関係者に届けられた。すぐさま捜索隊が出されたが、ボロボロになっている心が発見された。
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