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ToLOVEる 地球人の殺し屋と…
4話
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ない。」








〜第一種目 男子による借り物競争〜


 男二人による醜い女の奪い合いが…

「やれやれだ。レンにも困ったものだ。今度お灸をすえてやらねばなるまいな。」

 開始の合図とともにダッシュするレン。彼が引いたお題は…

【宇宙のどこかにある伝説の剣】

 …あぁ。彼も不憫な存在だったな。モビルスーツはまだこの世界には存在していないだろうに…探しに行くなんて…


 モテたいだけの先輩も、馬鹿なお題だったな。あの日忘れた恋心とは…

 そしてリトか…

 視力を強化していなくともわかる。リトの紙に書いてあるのは…【女子限定、脱ぎたての短パン】か…。
リトよ。これはまずいな。恐らくこの先の展開は…

 ララの発明品により、女子がいるところに突っ込み、危うく犯罪者になる寸前になるだろうな。そして…予想通りだ。

「皆、苦戦しているな。かくいう私も困ったお題でなければいいのだが…。」

 そうして私が引いたものは…

【クー・フーリンの槍 ゲイ・ボルグ】

「おぉっとー!!!これは不可能なお題!!!この国にすら存在するかもわからないものだー!!!」

「ふむ…。“――――投影、開始(トレース・オン)”」

「な、なんだアレはーーー!!!突如彼の手に現れた赤い槍!!一体あれはなんなのか!!!」

「これは、かのクー・フーリンが手にしていた槍『ゲイ・ボルグ』。因果逆転の槍だ。」

「これはぁぁぁぁ!!柊選手の一人勝ちだぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「お前…あんなの持ってたの?」

「フ…ご想像にお任せする。」

「あれ、どこから出したの?」

「気にするなといったはずだが?西連寺」




 2種目目に関しては、私はいなかったので見ていないが…なかなか荒んな結果だったようだ。


 団体競技か。さて…あれが帰ってくればいいのだが、いなくても問題はない。なぜなら私は控え選手だからな。

 おや帰ってきたが…ちょっと待て?なんだあの未知の剣は?ただでかいだけの剣だが、見てしまった以上丘に登録されてしまった。強化して使うとしよう。

 しかしアレを持ったまま走ることもなかろうに…

 うん?少し待て、こんなところでそんなものを振り回すな!

 このままでは、地割れが…

 起こってしまった。何故私はゲイ・ボルグを投げなかったのだ…。



 男女混合騎馬戦か…

 リトが西連寺と組むことになった以外特に変更点はなしだ。
いや…水上騎馬戦に変更だと! そして…飛び道具だと!?天条院沙姫め…ルール無視にもほどがあるぞ!貴様は英雄王か!

 だが貴様がその気なら私にも考えがある。

「“――――|投影
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