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SAO:アインクラッド
第18話 エギルの店での再会
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第3者side

第50層主街区《アルゲート》
この街を簡潔に表すなら猥雑だろうか。
その街の転移門のある中央広場から西に伸びる道を進んだ先に5人も入ればいっぱいになってしまうような店があり、その店の主は今まさに店頭で商談の真っ最中だった。

「よし決まった!《ダスクリザードの革》20枚で500コル!」

店の主、エギルはごつい右腕を振り回すと相手の肩をばんばんと叩き、ウインドウを出し自分側のトレード欄に金額を入力する。
しかし相手はまだ悩んでいたが、エギルの凶顔に一睨みされると慌てて自分のウインドウからアイテムをトレード欄に移動させOKボタンを押した。

「毎度!!また頼むよ兄ちゃん!」

最後に相手の背中をバシンと叩くとエギルは豪快に笑った。

「どう考えても500は安すぎるだろ」

カウンターの横に座っていたカゲヤはプレイヤーが出て行くのを確認してから言った。

「安く仕入れて安く提供するのがウチのモットーだからな」

「高く提供するの間違いだろ」

カゲヤはお茶を飲みながら指摘する。

「カゲヤは厳しいな…っと、いらっしゃい」

話の途中で客が入ってきた為エギルは会話を中断して商売に戻った。
カゲヤはカウンターの横で椅子に座ったままお茶を飲み、また良心の欠片もない値段で買い取るんだろうな、と思いながら商談を見守った。





「毎度!!また頼むよ!」

カゲヤの予想通りまたもエギルはひどい値段で買い取った。
商談の相手が立ち去った直後に今度は全身真っ黒のプレイヤーが入ってきた。

「うっす。相変わらず阿漕な商売してるな」

「よぉ、キリトか。さっきカゲヤにも言ったが安く仕入れて安く提供するのがウチのモットーなんでね」

「久しぶりだな、カゲヤ。てか、後半は疑わしいもんだなぁ。まぁいいや、俺も買取頼む」

カゲヤはお茶を飲みながら手で挨拶する。

「お前らはお得意様だしな、あくどい真似はしませんよっ、と……」

そう言ってエギルはキリトの提示したウインドウを覗き込む。
途端、エギルの両眼が驚きで丸くなった。

「おいおい、S級のレアアイテムじゃねぇか。《ラグー・ラビットの肉》か、オレも現物を見るのは初めてだぜ……。キリト、おめえ別に金には困ってねぇんだろ?自分で食おうとは思わんのか?」

「思ったさ。多分2度と手に入らないだろうしな……ただなぁ、こんなアイテムを扱えるほど料理スキルを上げてる奴なんてそうそう……」

その時キリトは背後から肩をつつかれた。

「キリト君」

キリトは呼ばれた直後に相手の顔を確認する前に左肩に触れたままの相手の手を素早く掴み、振り向きざまに言う。

「シェフ獲得」

「な……なによ」

キリ
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