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サクラ大戦7人目の隊員
ダブルサクラ大戦スペシャル5 邪神巫女イヨ襲来そして・・・後編
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ないよ」

「ふーん直哉君も、その女が、好きなんだね、なら今この女を殺しちゃおうかな」


イヨに、殺気を当てられたさくらは、余りの恐怖で何も出来ずにいた。

「あらら、この程度の殺気で、こうなるなら、この世界の為に私が、壊しちゃおうかな?」


「駄目だよそれは」

「どうして?君の守護者が、こんなんだから、この世界を私が管理するんだよ」

「それはつまり直哉君を、守ることになるんだよ」

「へっ」

「だから直哉君僕と来て、そうすれば君の大事な者を一度だけ助けてあげるから」

伊予の言葉に直哉の心は微かに揺らいだ。

「駄目よ直哉君、そんな言葉を聞いちゃ」

さくらは、恐怖心を抑えながら、直哉に言った。


「ああ、面倒だから、この手を使おうと」

直哉を不思議な力で操り直哉はイヨともに消えてしまった。


直哉とイヨが消えると、黒乃巣4大幹部も姿を消した。

そして、花組と空組は、空中戦艦ヤマトに乗り、直哉君救出作戦の話し合いをしていた。

果たして、救出作戦は成功するのか?


そのころ直哉とイヨは・・

上野寛永寺にイヨと直哉は来ていた。ッそこで伊予はこの世界に、存在しない筈の物を召還した。

イヨが召還した物の名前は、魔城江戸城と呼ばれていた。


そのころ花組と空組は・・・


空中戦艦ヤマト内部では、この世界の花組を搭乗させ、真宮寺直哉の戦闘服に内蔵されている発信機の電波を辿って移動している頃・・・


さくらは、自分の弟が、イヨによって誘拐された時、何も出来なかったことに、ショックを受けていた。


「・・・私、直哉君がイヨに誘拐されそうな時恐怖で、直哉君を守れなかった。血の繋がりは、無くても今日まで家族として、暮らしてたのに」



そんなさくらを見ていた花組と大神。そしてさくらの前に現れた健二。


「さくらさん少し話いいですかね?艦長室で伺っても?」

「・・はい」


健二とさくらは、艦長室へ移動した。


「さてさくらさん、直哉君は実の両親に捨てられたというのは、事実ですか?」

「ええ、私も両親から、そう聞いてます」

「成る程それぐらいの過去を持ってるとイヨが、惹かれるのもわかる気がします」

「そして、さくらさん直哉君に関することで、花組の皆さんもですが、米田さんにも伝えてない事実がありますよね?」

「!!健二さん何故そのことを」

「さくらさん貴女が常に一緒にいるのは、姉弟の関係もあるでしょうが、貴方の破邪の力の波動を直哉君に浴びさせる事で、直哉君の体内に宿る魔族の血を押さえ込んでいるのでしょ」


「健二さん一つ訂正します。直哉君は純粋な人間です」


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