暁 〜小説投稿サイト〜
エターナルトラベラー
第六十話
[15/15]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話

「うーん、人には残像すら目に残らないくらいかな?」

「さすがにそれは嘘でしょう」

そうジト目で睨んでくるアスナ。

「さて、ね」

内の一族だと結構デフォルトなんだけどねぇ。

俺の言葉がはぐらかされていたと受け取った後、アスナは一度伸びをする。

「うーーーん、はぁっ」

その後姿勢を整えて俺に向き直る。

「今までありがとうございました!」

「うん、それじゃね」

「ちょっと待って!」
「ぐぇっ」

さて、と後ろを振り返った俺の襟元を今別れたアスナに掴まれた。

「フレンド登録おねがい」

なんとも最後は締まらない別れだったが、まぁ会えなくなるわけじゃないからね。

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ