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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
魔女の罪
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な魔力の元にフィオーレ中のギルドが集結してるとあっては私たちも不安だしな。」

エルザさんの言う通りですね。

「報酬は前払いよ。」

「「食費!!」」

「家賃!!」

ウルティアさんの言葉にナツさん、ハッピー、ルーシィさんがそう言う。
お金に困ってるようである。

「いいえ、お金じゃないの。」

「?では何ですか?」

俺はウルティアさんに尋ねた。

「私の進化した時のアークがあなた達の能力を底上げするわ。」

「「「「・・・え?」」」」

「パワーアップって事ですか?」

「そう言えば、聞こえはいいけど、実際はそうじゃない。
 魔導士の場合、その人の魔力の限界値を決める器のようなものがあるの。
 例えその器が空っぽになってしまっても大気中のエーテルナノを
 体が自動的に摂取してしばらくすればまた器の中は元通りになる。
 ただ・・・最近の研究で魔導士の持つその器には普段使われていない部分がある事が判明した。
 誰にでもある潜在能力、 第二魔法源(セカンドオリジン)。」

「セカンドオリジン?」

聞いた事もない言葉だ・・・・・・
それとも俺達が7年も閉じ込められたから知らないだけかもしれない。

「時のアークがその器を成長させ、 第二魔法源(セカンドオリジン)を使える状態にする。
 つまり、今まで以上に活動時間を増やし、強大な魔法が使えるようになる。」

「「「「「「「おおーーーーっ!!」」」」」」」

「全然意味わかんねーけど!!」

ナツさん・・・(汗)

「ただし・・・想像を絶する激痛と戦う事になるわよ。」

「あああ・・・」

「ひぇ〜!!」

「目が怖い・・・」

ウルティアさんの目が怖い目をしていて、
怯えるウェンディとミントとレビィさん。

「全然構わねえ!!ありがとう!!!ありがとう!!!!
 どうしよう!?だんだん本物の()に見えてきたぁ!!」

「だから女だって・・・。」

「まだ引きずってやがったか(汗)」

「・・・一体それって・・・」

「こっちの事だから気にするな。」

「はぁ・・・。」

一体ナツさんとウルティアさんに何があったのか・・・。

「・・・・・・。」

「・・・エルザさん。」

周りのみんなが喜んでいたりする中、
エルザさんだけはジェラールを見ていた・・・・・・険しい表情をして・・・・・・
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