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学生活
六話 休日ほどゆっくり休めない日はないその2
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山崎「いやー疲れたなー」

「そうか?そこまで疲れてないが…それより他の先輩たちは?」

山崎「あー先輩方はみんな別々の遊びをしに行ったよ」

バスケを少しやっただけなのに山崎はもう疲れているようだ…自分から呼び出した癖に何で自分より先につかれているか不思議である

山崎「それにしても来ないなーそろそろ来てもいいんだが…」

そう山崎が呟くと勢いよく体育館の扉が開き二人の美少女が現れた

ミカ「ミカ!遅れて参上しました!ほら!雪美ちゃんも!」

雪美「え…やらなきゃダメなの?…わかった…ゆ、雪美遅れてさ、参上しました!」

二人して何かのポーズをとりながらこちらのリアクションを期待して見ている
ここでなんか反応した方がいいのかもしれないが…俺は無視の方向で通すことにした
どうせ隣にいる山崎(バカ)が反応するんだろうから…無視しても多分大丈夫であろう

山崎「おぉ!ようやく来た!それになんなんだその戦隊ものがやってそうなポーズと掛け声は!」

ミカ「戦隊ものじゃないよぉ〜?これは、ミカ達のオリジナルなの!」

雪美「は、恥ずかしい…自分の行いがすごく恥ずかしい…やばい…死にたい…けど死にたくない…」

ミカは楽しんでいるようだが、雪美は自分の行いに後悔しているようだ…その場で顔を手で押さえながらうずくまりプルプルしている

山崎「よっしゃぁ!ミカちゃんに雪美ちゃんも来たし!次はプールだ!」


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

陽炎「ふっ…プールを選ぶとは…なかなかやるな…山崎」

山崎「まだ夏じゃないけど!こんな日にはプールですよね!」

陽炎「お前とは気が合いそうだ…」

先輩と山崎で何かもりあがっているようだ
俺と鎖雅先輩以外はプールに入っている…俺がプールに入らない理由は…なんか山崎に渡された水着が、女子用のスク水だったのだ…
もちろん、渡された瞬間顔面に一発ストレートを入れプールに落としたりとかした

鎖雅「お前も災難だな…どうしてそんな女みてぇな顔で生まれて来ちまったんだ?」

「しりませんよ…もう少し男っぽい顔がよかったですよ…鎖雅先輩は、入らないんですか?プール」

鎖雅「ここだけの話…俺さ…泳ぐの苦手なんだよ…」

「意外ですね…先輩と陽炎先輩は何でも出来ると思ってました」

鎖雅「そんな何でも出来る完璧な人間なんていねぇよ…まぁ完璧に近い人間は今のところ二人だな」

完璧な人間はいないがそれに近い人間がいる…俺は誰なのか知りたい衝動にかられた

「…誰と誰ですか?」

鎖雅「一人目は…魁だろうな…あいつは限りなく完璧に近い…俺があいつと初めて会ったとき人間とは思えなかった…最初は宇宙人なんじ
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