暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第5話『希望の光、誕生なの』
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魔導具、デバイスの待機モードを手渡す。
「それはね、レイジングハートさん達がベルカ式カートリッジをどうしても導入したいと言っていうことを聞かなかったの。それで、レイジングハートさん達のようなインテリジェントデバイスにカートリッジが導入出来るか試験的に作ったデバイスなの。見て解るようになのはさんとフェイトさんは戦える状況に無いわ。そこで、雅さんにこのデバイスを使ってもらおう、てなったの。雅さんはまだ自分のデバイスを持っていないでしょう。この際持ってみたら?」
雅は、四角形の緑色の宝石のようなインテリジェントデバイスを受け取る。
「ありがとうございます。早速、トレーニングルームで練習して来ます!」
雅はそのまま出て行き、アースラのトレーニングルームに向かう。
「ところで、君は名前が決まっているのか?」
[いいえ、一切のデータがブランクです。]
「解った。今日から君の名前は、セイクリッドグリッターだ。さて、初期認証の詠唱を開始。『導け!守護者の名の下、禍々しき闇を撃ち払え!セイクリッドグリッター、セットアーップ!』」
雅の呼びかけに応じ、セイクリッドグリッターは魔力円環リングが出現し雅の身体を包み込む。セイクリッドグリッターは魔法衣に形を変え、雅に装着される。
「予定通り、デバイスの形状は設定完了だ。」
[マスター、練習用の敵が八方向から出現しました。]
雅が動作確認をしていると練習用の偽敵が現れる。
「行くぞ。カルテットバインド!」
[quartet bind]
雅は4方向を取り押さえるカルテットバインドを放ち、偽敵四体の動きを抑える。
[マスター、残る四体は?]
「こうするんだ。チェーンラッシュ!」
[chain rush]
雅は、カルテットバインドで抑えた地点に魔力光で形成したチェーンを放ち、向かってきた偽敵をチェーンで絡め取る。
「それで、最後の仕上げに!」
【-DELOAD-】
「変身!」
雅はディロードに変身し、
【ATTACK RIDE-SLASH-】
「こうして頭部ユニットを破壊する!」
ディロードはチョップを手刀に変えるスラッシュのアタックライドを使い、偽敵のコンピュータを破壊し、
【FINAL ATTACK RIDE-DE DE DE DELOAD-】
「ディメンシヨンスラッシュ!」
ディロードは必殺技を放ち、八体の偽敵を撃破する。
[お見事です、マスター。]
その光景にセイクリッドグリッターは誉める。こうして、雅は正式に今回の事件、『闇の書事件』に参加する。
続く

次回予告
ついに始まる闇の書事件の解決策の模索。しかし、クリスマスイヴの夜、悲劇が起き─次回『夜天の空、出現なの』に、ドライブイグニッション!
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