暁 〜小説投稿サイト〜
機動戦士ガンダムSEED PHOENIX
PHASE-04 星屑の戦場
[7/7]

[8]前話 [9] 最初
の力は」

「いえ…出すぎたことをして、申し訳ありませんでした」

「判断は正しかったわ」

タリアは優しげに笑みを浮かべながら答える。

「…では!」

敬礼をするとタリアたちは戻っていった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「嘘でしょ!?あの騎士団がまた!?」

「事実だろうな。現に俺のところにも未確認のガンダムタイプが襲ってきた。その場にいた全員に攻撃をしかけてきたことを思えば、あの機体もフェニックスの仲間と見ていいだろう」

「レイのところも来たのね…もうシン!インパルス壊したからってあまり落ち込まないの!幸いまだ予備があるんでしょ!」

「いや、だからって…あっ」

たまたま四人が入った部屋にはアスランがいて、鉢合わせてしまった。

「アスラン・ザラさん、ですよね?伝説のエースにこんなところで会えるなんて、光栄です」

みんなが固まっている中、ルナマリアだけは近づいていく。

「…そんなものじゃない。俺はアレックスだよ」

「だからもう、MSには乗らない?」

「よせよルナ。オーブなんかにいる奴に。なにもわかってないんだから」

そういうとシンは部屋を出ていく。

「…失礼します」

後を追うようにレイも出て行った。

「でも、艦の危機は救ってくださったそうで、ありがとうございました」

ルナマリアはそれをみて、敬礼をすると出ていく。メイリンもそれについて行った。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「えっ?そんなはずないだろう?」

「いや何度も確認した。見てくれ、こっちが二時間前の。今もすこしずつだが、間違いなく動いてる」

「そんなバカな。ユニウスセブンは100年の周期で安定軌道にあるはずだぞ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
シンは自室で、ピンクの携帯をいじっていた。悲しげな顔で音声データを再生する。

『はい、マユでーす。でもごめんなさい、今マユはお話しできません。後で連絡しますので、お名前を発信音のあとに…』
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
凍りついたのは、失われた者達の記憶か
それとも、失った者達の涙か
嘆きの声は今また、アスランの胸をも突き刺す
次回、機動戦士ガンダムSEED PHOENIX『癒えぬ傷痕』
切なる想い、叩きつけろ!ジン!

[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ