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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第3話『48時間』
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は言わないつもりだろ?」
そう、梨花が百年も同じ時間を繰り返すのは今年の綿流し以降犠牲者を出さないようにし、梨花曰わく『敗者のいない夏』を目指しているからだ。
「当然でしょ。みんなが一気にレベルXになったらどうするの!?」
「まあ、だろうな。そうなんだよな、雛見沢症候群ってこの土地に住んでいれば無条件で保菌者に、当然僕もその一人だが、自分に理解出来ない状態になると最終非常状態、所謂レベルXになって強制隔離が必要となるからな。とりあえず、沙都子には悟史がレベルXの状態で発症したから入江先生の病院の地下隔離施設で療養を受けていることは話していないだろう?」
「もちろん話していないわ。沙都子にその現実は重すぎる。」
「おっと!もうこんな時間だ。明日は身体検査で入江先生が来るから、それを踏まえて話を進めるとして、今はもう寝よう。」
「そうね。おやすみ。」
時刻は3時を過ぎていた。
翌朝、梨花達は学校へ行き、早めの授業が終わり、身体検査が始まり、梨花の番が来る。
「入江、その後の調査は?」
「はい、間違いないなく鷹野さんは雛見沢症候群と古手家第一子には関係性があると踏んでいるみたいです。」
実は、入江は雛見沢に来て沙都子のことを保護者として大切に思い、雛見沢を守りたいと思うようになり、東京には協力してはいるものの裏では裏切り、こうして梨花に力を貸しているのである。
「そう、そろそろ、部活メンバーと雅には話しても大丈夫かしら?」
「おや?梨花さんが名前で呼ぶとは、よほど信頼しているなら大丈夫でしょう。」
「分かったわ。相談に乗ってくれてありがとう。」
「いいえ、皆さんの安全が、今の私の一番の幸せですから。」
「なら、そろそろ戻るわ。みんな心配するでしょうし。」
「解りました。こちらでも進展があれば報告いたしますね。」
梨花はそれを聞き、保健室を出る。
「梨花ちゃん遅かったな。まさかあの入江先生から変なことでもされた?」
みんなが心配する中、
「違うのです。ただ、僕が今書いている小説の相談に乗ってくれていたのです。」
梨花は作り物の表情で話す。
「へぇ。梨花ちゃん小説なんて書いていたんだ?」
「なのですが、丁度話が煮詰まっちゃったのです。もし良かったら魅音の家でみんなからアイデアを貰いたいのです。」
「良いよ。それじゃ、放課後はおじさんの家に集合だ!」
そそうして、あっという間に放課後となり、雅を含めいつものメンバーは園崎邸に行く。みんなが座り、一段落着くと、梨花はみんなに真実を告げ、助かる方法を求めた。
「梨花ちゃん、それは本当のことか?」
圭一は驚きながら質問する。
「紛れもない事実だ。梨花本人が言うならともかく、そんな嘘を言う利点の無い僕が言うからには、事実だ。」
雅が助言する。
「もしそうなら、梨花をど
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