暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第26話 ストーカー大作戦
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キーンコーンカーンコーン
授業の終わりを告げるチャイムがなる。

今日もいつも通り終わったな。
体がガタガタのような気がするけど、まぁいつも通り明日にはなんともないだろう。

「さて、今日は………」

どうするかな?
桐谷達の手伝いもよさそうだが………

そう言えば昨日のばか騒ぎのせいで冷蔵庫が空っぽのような………
こんなんだったらラグナルに買い物を言っとくべきだった。
あいつに掃除しか言ってない………

まあ仕方ないか。

「まずは星に電話っと」

俺はホームルームが終わってから荷物を持ち、電話するため静かな場所に向かった。


「みんな、行くよ?」
「「「「うん」」」」




『すみません、私今日は係の仕事で少し遅くなりそうなんです。』

「そうか、なら仕方ないな」

『夜美が暇みたいなので夜美に手伝いを頼んでおきました。』

「助かる。冷蔵庫の中空っぽだからな」

『それですみませんが………』

星から買ってきてほしいもの等をメモに書く。

『じゃあ、お願いします。』

「ああ、星こそ頑張れよ」

『はい、ありがとうございます。』

そうして俺は電話を切る。

「さて、金を下ろして買い物をさっさと済ませるか」

俺はそう一人呟いて、まずは近くのATMに向かった。





「誰と電話してるんだろう………」

フェイト達は昇降口の前で電話している零治を下駄箱から見ている。

フェイトの呟きに真っ先にはやてが反応した。

「あれは、女や!」

「ええっー!!あの零治君が!?あり得ないんじゃない?」

はやての答えになのはが失礼な事を言う。

「私もなのはちゃんと同じ意見かな。零治君、すごい鈍感だし、彼女がいるように見えないから」

「そ、そうよ!あいつに彼女なんているわけないじゃない!!」

「アリサちゃん、慌てすぎやで………」

すずかはともかく、アリサはみんなに分かりやすいほど慌てていた。

「みんな、零治が動くよ。ついてきて」

完全に仕事モードのフェイトは無駄な会話もせずに零治から目をはなさないでいた。

フェイトの言葉で切り替えた4人もフェイトに続いたのだった………



あの後、俺はコンビニで金を下ろし、隣町のいつものスーパーへ向かった。

夜美はあまり待たせるとうるさいからなぁ………
あっちの方が近いから確実に先に着くんだろうが。
そう思いながらも俺はのんびり進んだ。

20分後………

「遅いぞ!いつまで待たせるんだ!!」

予想通り夜美は制服でスーパーの前に立っていた。

「仕方ないだろ。こっちまで来るのに時間か
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