第23話 報告会と2人の正体
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ことさせるもんか!!絶対セインの事を守ってみせるよ!!」
「ライ………」
「廃棄処分とはどういうことだ!?」
セインの呟いた言葉に夜美が反応した。
「それはこれから私が説明する。……………実は私たちは戦闘機人なんだ」
その言葉を聞いて驚く星達。
「造った人はジェイル・スカリエッティ………」
その名前を聞いて更に驚く。
「ジェイル・スカリエッティってもしかして次元犯罪者の………」
「なぜこの世界に?」
ライ、夜美が順番に質問する。
「私はこの世界で調査の依頼を受けていた。調査の内容は黒の亡霊について」
また驚く3人。
「そのためにシャイデ先生にドクターが依頼し、学校に通いながら調査していたんだ。それが私の目的だ」
「で、調査の方はどうなっているんです?」
星がフェリアに聞く。
「分かったことは少ない。最近活動をしていないということだけだな」
3人がチラリと俺のことを見る。
しょうがないじゃん。目の前にいるのにむやみになれるか!!
「セイン達は?」
ライがセインに聞く。
「私はゴールデンウィークって言う長期休みがあるって調べて分かったから遊びに来たの」
「そんな理由なのか!?」
「うん」
夜美、お前の気持ちは分かる。
俺も最初は何考えてるんだコイツと思ったもんな。
「ノーヴェ達は?」
星がノーヴェに聞く。
「私はこのアホのめんどうをみるためと、こっちの世界の勉強にって」
「アホじゃないっス!ウェンディっス!!」
「うるせぇ!デカイ声で叫ぶな!!」
「めんどうって………」
呆れながら言う星。
「私って稼働してからまだ一週間たってないんス」
「そうなの!?」
「全然そう見えなかったぞ………」
ライと夜美が声を上げた。
そういえば箸も普通に使ってたもんな。
「ウェンディは何か少し不具合があって、それが原因かもってドクターが言ってたけど」
「心外っスノーヴェ。私はよいこで賢い子っス!!」
えへんと胸を張るウェンディ。
「ネジが外れてるけどな………」
「同感」
俺の言葉にセインが賛同すろ。
「私はアホの子じゃないっス!!」
ポカポカと俺を殴るウェンディ。
へん、それくらいなら………
「いい加減にしなさい!!」
いきなりの怒鳴り声に話していた全員が怒鳴り声を上げた本人を見る。
「私たちそっちのけで何勝手に話進めてるのよ!!」
「いや、先ずはこっちの話を先にするべきだと思ったから………」
「だからって勝手に話しすぎなのよ!!話が分からない私たちにとってはつまらないの一言しかないわ。気が利かない兄さん
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