暁 〜小説投稿サイト〜
『All MYSELF』
『Memory-Control』

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舞い堕ちる花弁達は満足したから塵逝くのかな。
そんなこと、周りの誰もが解らないよね。

道行く人を眺めてると、ふと、あの頃の面影残る君たちの誰かを見つけたような気になるんだ。
今も決して忘れない景色、頭によぎる。
あの頃の目映かった僕達も、悲しみに明け暮れた僕達も、リアルなんだと...

信じてたモノさえ失ってしまったなら、後は何が生かすのかな。

現在の現実の為に、記憶の現実を殺すなんて出来ない。
けれど、僕なりにコントロールしてるから...

お願いだからどの記憶も取り上げないで...
まだすがりついてたい程、必要だから...



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