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機動戦士ガンダムMSV-エクリチュールの囁き-
38話
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にあるのではない。《ゲルググ》という生新しい機体とMP兵装への拭いきれない不信感と、《ザク》という機体への無二の信頼からなのであった。
 そういう意味で、副官の懐疑は何も不当なものではない。機体だけでなく、そのパイロットまで新人と聞かされれば、作戦全体の指揮に携わる人間であれば眉を顰めるのは当然も当然だ。
 だが、ガスパールは何の懸念も抱いていなかった。そもそも実証試験をしようという実験部隊を作戦の要所に置くわけがない。そういった意味で『も』、仮に試験部隊が全滅するようなことがあっても作戦自体にあまり支障はないのだ。
 そして何より―――ガスパールは視線を、ビームフラッグを掲げる《ガンダムMk-V》へと向けた。
 ――――――その視線の意味は……。
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