暁 〜小説投稿サイト〜
機動戦士ガンダムMSV-エクリチュールの囁き-
20話
[16/16]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
男が目に入った。
 栗色の髪の男―――そういえば、ここに配属になっていたんだっけ、と思った。だが、それだけなら、事前に知っていた情報を思い出したというだけの話である。だが、日本人の彼女が驚いたのは、その男がいるということだけではなかった。
 男は、手を繋いでいた。銀髪の少女と、どこか恥ずかしげにして、小指と薬指だけを絡ませていた。
 へぇ―――あの人が、ねぇ。
 白い色のアイスクリームを頬張る。
 きん、と口の中を冷たさが刺した。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ