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人外と童女と紅白が異世界から来るそうですよ?
yes!ウサギが呼びました!
コミュニティ
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「あ、ありえないのですよ・・・まさか話を聞いてもらう迄1時間以上かかるなんて・・・学級崩壊とはきっとこの事デス・・・」
黒ウサギは項垂れる。
「いいからさっさと説明なさいよ。ここは何処なの?」
「では、説明しますよ・・・」
黒ウサギはワザとらしくコホン、と咳払いをし・・・。
「ようこそ、箱庭の世界へ!」
「「箱庭?」」
「箱庭・・・ね」
霊夢と余接は首を傾げた。
一方で安心院は無反応に等しい。
まぁ、彼女が通っていた学園の名前が箱庭学園だからなのか、はさておくが。
「Yes!この箱庭世界は、修羅神仏や、特殊な能力、恩恵(ギフト)を所持した皆様が面白おかしく暮らせる場所として、創られたのですよ!」
黒ウサギは両手を広げ、箱庭世界の大きさをアピールする。
「質問」
突然余接が挙手する。
「はい、どうぞ!」
「恩恵(ギフト)って何?」
「恩恵(ギフト)とは、様々な修羅神仏、悪魔、幻獣から頂いた恩恵です。貴方達はその恩恵(ギフト)を賭けて競うゲーム、『ギフトゲーム』への参加権をプレゼントさせて頂きました!」
「そのギフトゲームって言うのは、自分の恩恵(ギフト)を賭けなければいけないのかい?」
安心院が挙手し、質問する。
「そうとも限りません。勿論恩恵(ギフト)を賭けるゲームもありますが、人材やお金等々を賭けて頂くゲームもございます。主催者(ホスト)によってですね。」
「ホストって?」
霊夢が挙手する。
「主催者(ホスト)とは、読んで字の如く、主催者の事です。中には主催者権限(ホストマスター)という、特別な権限を持った方が主催者(ホスト)をしていたりします。」
「ふぅん・・・」
「さて、皆さんが箱庭世界で生きていく為には、必ず何処かの『コミュニティ』に入らなければなりません。」
「コミュニティ・・・?」
聞きなれない横文字に霊夢が首を傾げた。
「コミュニティ、社会集団・・・とも呼ばれています。・・・皆さんは黒ウサギの所属するコミュニティに入れて差し上げても構わないのですが、ギフトゲームに勝てない所人材は不要、お荷物。えぇ。むしろ邪魔者デス!」
「「「・・・へぇ」」」
「やりますか?黒ウサギとギフトゲーム。」
「・・・」
安心院は黙り込み、何か考えていた。
「自信がないのなら、断って下さっても結構ですよぉ?」
黒ウサギはニヤリ、と余裕の笑み。
「(とか言ってここで帰られたりしたら困るのですよ・・・!)」
しかし内心は冷や汗である。
「チップは?君のいう恩恵(ギフト)を賭けるのかい?」
「今回は貴方達は箱庭にきたばかりなので、チップは免除します。強いて言うなら、貴方達のプライドを賭けると言った所でしょうか」
「面白そう。やる」
余接は無表情で言った。
「そうだね。確かに面白そう
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