暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜黒の剣士と神速の剣士〜
SAO:アインクラッド
第13話 神速の剣技
[1/5]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話

俺たちは着々と迷宮区を突き進む。
何度もモンスターと戦闘になったが素早く倒し、何事もなく無事にボス部屋へと着いた。
全員無言で扉を見つめる。
アスナは前に出ると扉に手を当て押す。
ゴゴゴゴという音と共に扉が開く。
アスナが腰のレイピアを抜くとそれを合図にプレイヤー達もそれぞれの武器を構える。
アスナがボス部屋へ入ると同時に部屋の周りに火が灯り、部屋全体が明るくなる。
部屋の中央にはボスが立っていた。
だが、プレイヤー全員がボス部屋へ入っても一向に動く気配がない。
それもそのはず、このボスは一定の距離まで近づかなければ動かないのだ。
それを利用して、隊を3つに分けそれぞれの指定の位置に着く。
アスナは周りを確認して準備が整ったのを確認すると、剣をボスに向け叫んだ。

「戦闘、開始!!」





戦闘は順調と言っていいほどに難なく進んでいった。
ランダムで放つ拳の叩きつけもちゃんと対処出来ていた。
ブレスも上体を反らし腹を膨らませるという少々大袈裟なモーションで、発射する片方の顔の口から少し雷が溢れていたから難なく対処出来た。

1本目のHPゲージが削りきるのにそう時間はかからなかった。

「この調子で行けばなんとかなりそうだな」

スイッチして後ろに下がってきたキリトが言った。
俺はボスから目を離さずキリトに言う。

「だといいんだが…」

本当は、何か起こるかもしれないと俺もキリトも感じとっていた。
根拠はない。だが、クォーターポイントということもあって不安は拭えなかった。
だが、今はその不安を頭の奥に押しやり「スイッチ」という掛け声と共にボスへ向かって行った。

その不安が的中するのに時間はそうかからなかった。
異変はボスのHPゲージが3本目に突入した時に起こった。
2本目のHPゲージを削りきるのと同時にボスは一際大きく叫ぶといきなり上体を反らしブレスのモーションに入った。
少なからずプレイヤー全員に動揺が走る。
いち早く行動に出たのはアスナだった。

「皆さん!落ち着いてボスを見れば……」

だがその言葉は途中で止まった。
それと同時に視界が真っ白になり、ビシャアァァン! という雷鳴のような音がボス部屋全体に響いた。

!?何が起きた?

ようやく視界が元に戻り、1番最初に目に入ったのはボスの姿だった。
それを見た瞬間何が起こったのか理解した。

「両方の…顔で……ブレスを…」

そう呟いた瞬間、背中に衝撃が走り飛ばされていたことに気付く。
立ち上がろうとしたがその直前に全身の感覚が遠ざかる。

まさか!

そう思いHPバーを見ると、HPバーが緑色に包まれて横に同色のデバフアイコンが表示された。
それは《転倒》でも《スタン》でもな
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ