暁 〜小説投稿サイト〜
銀魂 銀と黒の魂を持つ夜叉
幽霊旅館編
二十五訓
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
後ろだ。

新八「雪の上を歩いているのに・・・・足跡がついてない・・・・」

その歩いている人はいつのまにか消えていってしまった。

銀時「どどどど、どうなってんだ!?あ、あれか?お化けなのか?いやいやないないない、絶対なーい!」

銀時はお化けが大の苦手だ。幼少時代に何かあったらしい。

新八「ちょっと、落ち着いてください!こんだけ寒くて雪も積もってるところなんですから、きっと足跡がつかないくらいに凍ってたんですよ!」

銀時「そ、そうだよな。絶対そーだ!」

新八「でもあの人・・・様子おかしくなかったですか?声が届いてないっていうか・・・かるく半透明だったような・・・」

銀時「お前さぁ!いい加減にしろよ!今はゴミ袋だって半透明の時代だよ?いるよ、半透明の人くらい!なに?お前怖いの?かえろうか?そんなに怖いなら帰ろうか!?」ガクガクブルブル

新八「あんたが一番帰りたがってるじゃないですか。だいたい、ここは一日に一本しかバスがこないんですよ?どうやって帰るんですか?」

銀時「えっ?・・・ねえ、そういうのやめない?せっかく温泉に来たんだからさぁ。もっと楽しもうぜ!」

新八「そうっすよね。」

神楽「銀ちゃん!女将いたアル!」

神楽達が女将を連れて戻ってきた。どうやら営業はしているらしい。

お岩「どうも。私が旅館の女将、お岩です。」

女将が自己紹介をした時だった。彼女の後ろに半透明の何かが見えた。

銀時(えぇ!?どっちぃ!?女将どっち!?)

お岩「ごめんなさいね、出迎え遅れちゃって。この旅館、私一人できりもりしてるもんだから。」

新八(いや、もう一人いる。明らかにもう一人、半透明の従業員がいるんですけどぉ!)

銀時(おいぃぃ!なんか背負ってるぞ!赤ちゃんか?赤ちゃんだろ?赤ちゃんだと言ってくれぇ!)

新八(そう思いたい!けど明らかに半透明です!)

銀時(半透明がなんだよ?今時、政治だって半透明の時代だよ?いるよ、半透明の赤ちゃんくらい!)

新八(でもおかしいですよ!姉上達が全くのノーリアクション・・・・・あれ?勝家さん、汗すごくね?)

目の前にいる勝家はなぜか汗がダラダラだ。よく見ると震えているようにも見える。

銀時(まさか・・・)

銀時は新八以外の四人には聞かれないよう勝家に話かける。

銀時「おいっ、お前・・・あれ、見えてる?」

勝家「あれっていうと、あれか?あの半透明のやつか?」

勝家はどうやら見えていたらしい。

新八「でも他の二人には見えてないようです。あれが見えてるの・・・僕たちだけなんですよ!」

三人とも身体の震えが止まらない。

新八「さっきのあれといい、ここ・・・かなりやばいところな
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ