暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜連刃と白き獣使い〜
第二話 ホルンカの木々伐採
[1/4]

しおりを登録しました
[8]前話 [1] 最後 [2]次話
依然、パニックになっていた?始まりの街?から出た俺とクレイは、EXP回収の意味でも少し危ない道(と言ってもβテスター達が知っているがレベル差のあるモンスターがポップする所だが最短の近道でもある)を強引に突破し、他のプレイヤーより早く二つ目の中立地帯?ホルンカの村?にたどり着いた。
「……まぁ、逃げようと思えば楽だな」
「何でそんなに平気そうなの!?」
絶叫に近い叫び声を上げたクレイは、地面に座り込んでいる。
「……まぁまぁ、少々レベル差があった方が経験値加算が多く入るし良いじゃねぇか。何かあったら助けるって俺と約束したろ?」
俺は笑いながら言うと、しゃがんでクレイに言う。
「さて、此処には片手剣用のクエスト?森の秘薬?が起動出来る。俺のメインは刀取得の為の曲刀で、サブは片手剣。即ち此処でこのクエストの報酬である?アニールブレード?が欲しい訳だ。?始まりの街?周辺はレベル1が多く存在していたが、このクエストで討伐する?リトルネペント?はレベル3。少々危ない橋を渡った俺達のレベルは2、数を狩れば今日中にでも後2程上げられるだろう」
俺は言うと、クレイは言う。
「え、それって……とんでもないレアドロップアイテム?」
「ピンポーン、さっすが」
俺は立ち上がると、ニヤリと笑う。
「?アニールブレード?は汎用性で言えばこの村から手に入れられる?ブロンズソード?より高い。強化すれば第四層まで持つかな」
「……因みに、短剣クエストは?」
「存在すらしてないな。自力ドロップしかないね」
「……ええー」
クレイは落胆すると、渋々立ち上がる。
「……仕方無い。少し、頑張って見ますか」
「あ、因みに、?リトルネペントの胚珠?だがな、この村で売ればかなりコルが手に入る。裏データだが、恐らく機能してる筈だ」
俺はそう言うと、クレイに言う。
「じゃ、いっちょ行きますか。?森の秘薬?クエスト、起動しに!」
「おー!」
拳を空に向けて、俺たちはクエスト起動のNPCの待つ民家へと足を進めた。



?リトルネペント?は、花付きと実付きの二つに別れている。このクエストのアイテムである?リトルネペントの胚珠?をドロップするのは花付きの方。出現率は驚くことに当時1パーセント以下。改変されていないならば、そのままだろう。
と言う絶望的数字を敢えて言わなかった俺は、後に打ち明ける事で彼女の怒りを買うのだが、それはまたの機械に。
「ゼリャァッ!!」
曲刀剣技?リーバー?を放ち、鬼神が如く?リトルネペント?を狩っていく俺に対し。
「い、いやぁああああああっ!!!」
クレイは?リトルネペント?を前にして逃げ回っていた。
「おーい、狩らないといつまでたっても終わらねぇぞー?」
「そんなこと言ったってー!!!」
ヤレヤレと思いながら、俺はクレイに指
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ