暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン〜四重奏〜
SAO
No,01 
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偶然見つけた親友に俺は飛び掛った。
「よっ!キリト」
「うわああ!!・・・なんだレインか」
「元気か?」
「ああ。お前今日はどうしたんだ?」
とキリトは俺の服を見ていった
まあキリトじゃなくても驚くだろうね。なんせ・・・
「その服、ほとんど破れてるじゃねーか!?」
「まあまあ。着替えるからちょっと待ってて」
瞬時にメニュー画面を開くと俺は替えの服を着なおし、ずっと自分のメニュー画面を見ていたキリトに
「終わったぜ」
と声をかける。
「一緒に帰るか」
「いいねえ」
ここ2週間ほどあっていなかったために積もる話はいくらでもある。
「ところでキリト」
「なんだよ」
「お腹すいた」
「またかよ!!」
「失礼な。今日はこれが一回目だぞ」
「一週間合計で240回ぐらい言ってるぞお前は!!」
「そんなにいってないよー」
「いーやいってる」
「いってない」
「いってる」
変な言い争いをしているとふいにキリトが足を止めた。
「どうした?」
「しっ。モンスター・・・ラグーラビットだ」
「!?」
声には出さなかったものの驚いた。
ラグーラビットの肉はAランクの食材でその肉は非常に美味であることで有名だ。
ただ、逃げ足が速く、なかなか市場には出回らない。
「肉か。しばらく食ってねえなあ」
とか言ってる間にキリトはラグーラビットをしとめていた。
「相変わらずお仕事速いね」
「まあね」
キリトは相変わらず謙虚な感じで変わっていなかった。
「よーし、帰るか」
と俺たちは転移結晶をつかった。
「「転移アルゲード」」



この町も変わりなくごった返していた。
路地は巧妙に絡み合い、遭難者が出てしまうほどだ。
何より、俺も迷ったことがある。気がついたら怪しげな店ばかり並んでいて、慌ててNPCに道案内を頼んだということがしばしばあった。
もう大丈夫だけど。(たぶん)
キリトと二人で行きつけのお店に向かうと件の店の店主は商売中だった。
相変わらずぼったくってるなと思いながらも声をかける。
「エギさんおひさー」
「おお!!レインじゃないか。てっきり死んだと・・」
「誰が死ぬかボケ」
と店主、エギルの足にすね蹴りを食らわす。
HPは減らないから大丈夫。
「っと。で今日は何のようだ」
「かってくれ」
「かいとれ」
と先に俺からエギルと交渉し始める。
「リザードマンの皮100枚と、爪50個。それに鱗も何枚か」
「なかなかだな。今回は何日だ」
「んーざっと30日ぐらいかな」
何の話かというとこれは俺がダンジョンにこもっていた日数でもある。
「な、なかなかだな」
「当たり前でしょー」
と軽く会話しながらも取引は終了する。
「キリトいいよー」
「はいはい」
とキリトが今度は取引
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