暁 〜小説投稿サイト〜
ランス 〜another story〜
第1章 光をもとめて
第8話 消滅の対戦
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大陸中にその名が知れ渡っているリーザス最強の戦士。本名よりも、こう語られ、敵国からは恐れられている存在となっているのだ。リーザスの赤い死神と。

 そんな男がランスとユーリの2人に興味を抱いているのだ。

「あの2人……、本当に凄かったですからね」
「ええ……。剛のランス選手。技・速度のユーリ選手。あれ程の強者は滅多にお目にかかれません。ですが……」
「?」
「いずれ、戦うかと思います。あれ程の強者なのですから。……ここではなくとも、何処かの戦場で。……必ず」

 それは、同じ強者であるからこその、勘……なのだろう。勘と言うのは不確かな事だが、幾度となく自身の直感には救われてきたものだ。今回は種類こそは違うが、その勘が働いたのだ。その時を思い浮かべ……思わず笑みを浮かべるリーザスの赤軍。赤い死神。

 そして、はからずしも当たることになる。

 勿論、今の彼には知りえない事だが、リーザスに未曾有の危機が訪れた時。

 彼ら3人は共に肩を並べ戦うのだ。

 剣を交えるのではなく、共に戦友として人類の敵、魔人と。このリーザスで。


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