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もし俺がFate/Zeroの世界でランサーのマスターになった場合
第十六槍
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ター、物部白水だ』

別に、顔も名前も陣営も割れてるんだし、構わない

『そうか、して? 質問とは』

『お、あんまし怒んないのな。立派立派。んじゃ、質問だ。マスターだけ狙ってもOKだよな? んで、その場合どうやって証明すればいい?』

『安心してくれたまえ。私は監督者として、この聖杯戦争を見届けているのだからね。確認くらいはすぐにとれる』

『おー、さっすが、監督者(笑)さんだ。頼りになるぅ〜』

『……その口調、どうにかならないのかね?』

『え、無理(マジ声)』

noと言える日本人に、俺はなりたい! ってか?
璃正神父。見れば肩を落としてため息していらっしゃる。

『それじゃあ、俺はこれで。あ、あと一つ言っておく』

『まだ何かあるのかね?』

『……あんまし、髭親父さんと仲良くするのはどうかと思うぜ?』

『っ……』

『んじゃ、バーイ』

一瞬の動揺を確認。
やっぱ、分かってたことだけど原作通りに組んでいらっしゃるわけだ。あれだろ? このあと、髭親父さんに連絡とるんだろ? あん、知ってる! てな

ここで使い魔とのパスを切り、自室からでてリビングへむかう。

「白水殿、いかがなされた。今日は一段と遅かったようですが……」

「あー、聖堂教会から呼び出しがあってな。今終わったところだ」

ちなみに、ランサーは台所でエプロンつけていらっしゃる。モ◯ミチも顔負けのイケメンさんだ。料理男子ってすごい。
最近のランサーは現代の服装に身を包み、この間渡した眼鏡をかけて実体化して生活している。
もちろん、俺が登校するときは霊体化してついてきているが、まぁ、それいがいはイケメンの一般人と何らかわりない生活のようだ。

近所の噂では、このあたりに出没する眼鏡をかけたイケメンを見に、あちこちから女性の皆さんが集まっているようだ。
……くそぅ、イケメンだからって! 羨ましくなんかないけど!

「あの、白水殿? 何故私を睨んでいるんですか?」

「イケメン滅びろマジで」

「ほんと、どうされたのですか……」




ーーーーーーーーーー



『……そうか。ランサーのマスターに……』

「ええ。如何しましょうか」

『外様の魔術師だと思っていたが、なかなかのやり手だな』

聖堂教会地下。
言峰璃正は通話相手である遠坂時臣の言葉に頷いた。
まず、使い魔を使って会話など聞いたことがない。

『ランサーのマスター。確か、物部白水といったね』

「ええ。綺礼が調べたところ、学生らしいですな」

『学生か……そんな子供が、ね。末恐ろしいものだ』

「それより」

『ああ。問題はキャス
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