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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
リクエスト1! 『過去編 トオサカ シノ』 後編
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「な、何でも無いです。では…」

下手に相手をしないようにすぐにバトルシステムに向かおうとすると、腕を掴まれてしまい移動出来なくなってしまった。

「ちょっ、つれないねぇ〜。無視しないでよ。お兄さん達寂しくなっちゃうよ」

「離してください!今は大会開催中ですよ!?回りのことも考えてください! 」

「おっ?強気だねぇ〜。そうだねぇ…じゃあ大会が終わった後なら良いってことかな? 」

「そんなこと一言も言ってません! 」

「ふ〜ん…。じゃあさ、こうしよう。ちょうど今からガンプラバトルをやる。そこで俺達が勝ったら一緒に来てもらってもいいかな? 」

「ちょっ!?そんな勝手な…! 」

「じゃあねぇ〜」

チャラい男二人組は腕から手を離し、そのままバトルシステムに着いた。先に行っていたリンヤが駆け寄ってきて、なにやら心配そうにしている。

「姉さん大丈夫? 」

「…大丈夫よ。リンヤは何も気にしなくていいわ」

そうしてバトルシステムに私達も着き、ガンプラバトルが開始された。私が使用するガンプラは青色に塗装されたケルディムガンダム。リンヤはZガンダムの両翼の代わりにフィンファンネルを装備し、所々の形状がνガンダムに近くなっている。

「姉さん。操縦にはもう慣れた? 」

「まあさすがにあんだけやらせられればね……。そういえば私達を含めて計四組の人達がこのフィールドにいるのね」

「そうだね…ってうわっ! 」

目の前からビームが向かっており、リンヤが急いで回避行動をしてかわした。撃たれた所を見ると、そこには黒い高機動型ザクと、黒いアルケーガンダム。それとジ・オとサザビー。さらにデュエルガンダムアサルトシュラウドとバスターガンダムが混戦していた。

その中で、アルケーガンダムがこちらに向かってファングを射出してきた。

「姉さん下がって!フィンファンネル! 」

Zガンダムからもフィンファンネルを四基射出し、ファングに向かって攻撃をするも回避されてしまい、そのままフィンファンネルに向かって突撃されてファングもろとも四基破壊されてしまった。

「あの機体、単機で突っ込んでくる! 」

「あそこでの戦闘でお嬢ちゃんがいないってのは分かってるんだよねぇ〜。どっちがお嬢ちゃん…だい!? 」

「!? 」

アルケーガンダムがGNバスターソードを私の方へと振り下ろし、代わりにZガンダムが前に出てビームサーベル二本で受け止めた。

「くっ…」

「リンヤ! 」

「おっ?その声はさっきのお嬢ちゃん。どうやらケルディムガンダムで正解だったみたいだねぇ〜」

GNバスターソードをビームサーベルから離し、代わりに爪先からGNビームサーベルを発生させてZガンダムの右腕を切り落
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