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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
リアルナイトメア
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もしかして、誰かが攻撃してきたとか?」

グレイさんと俺がそう言う。すると、窓の外を見ていたウェンディがあるものを見る。

「皆さん今の!!」
「レーサー!!」
「ミラ・・・」

窓の外にいたのは、新生六魔将軍(オラシオンセイス)のレーサー、そしてそれをつかんだまま共に落ちていくミラさんの姿だった。

「一夜!!ミラを追え!!」
「メェーン!!無茶を言うな!!」

グレイさんは一夜さんに指示を出すが、さっきの損傷のせいでクリスティーナ改はコントロールがうまくできないようだ。

「ミラさんたち地面に落ちてしまいますよ!!」

俺は目を使って落ちていくミラさんとレーサーを見ている。ミラさんの背中に翼があるから、大丈夫だとは思うんだけど・・・

「あいつは姉ちゃんに任せろ」

ざわめく俺たち、そこにさっきミラさんと一緒に部屋を出たエルフマンさんが帰ってきた。

「何?」
「でも・・・」
「いいから急げ!!頼む・・・」

反論しようとしたグレイさんとウェンディの言葉を遮るエルフマンさん。その顔は、本当は助けにいきたいが、いけない悔しさを感じさせるものだった。

「よし!!まずは修理だ!!みんな手伝ってくれ!!」
「おおよ!!」
「はい!!」

エルフマンさんの気持ちを察した一夜さんはすぐにやるべきことを判断し、俺たちに指示する。俺たちは急いでクリスティーナ改の修復へと向かった。

























第三者side

「ガキども・・・生きて帰ってこい」

マカロフは無限時計へと向かうクリスティーナ改を見上げ、そう呟いた。すると、ギルドの中からジェットが外にいるマカロフたちの元にやってくる。

「おい、キナナがいねぇぞ」
「なんだって!?」

ジェットの言葉に驚くカナ。

「どうしたんじゃ?」
「それが・・・先日から例の発作が酷くなってよぉ・・・」
「なんじゃと・・・?」

マカロフたちギルドに残ったメンバーたちは、突然いなくなったキナナを心配していた。






















(聞こえる・・・聞こえる。私を呼んでる)

ギルドからいなくなったキナナは、自分を求めている声が聞こえ、その声の場所へと一人、早足で歩いていた。












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