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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
新生六魔将軍
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「邪魔すんなぁ!!」

ナツさんとダン、それにバイロの3人は新生六魔将軍(オラシオンセイス)へと向かって走り出す。

「ふん。うじどもが、群がりおって」

ブレイン二世は手を上げると、そこに紫の魔法陣が現れ、黒緑色の魔法をナツさんたちに放つ。

「そんなもの、跳ね返してやるぜよ!!」

ダンはリコシェでその魔法を跳ね返そうとする。

「!?」

しかし、ダンのリコシェに当たった魔法は、跳ね返ることなくダンを弾き飛ばす。

「ぐあっ!!」
「あの(シールド )で跳ね返せないなんて!!」

飛ばされるダンを見てココさんが驚く。

「どわぁ〜!!ルーシィ!!信じられんじゃあ!!」
「どさくさに紛れてしがみつくな!!」

ダンはリコシェを破られたショックでルーシィさんに泣きついていた。

「君は下がれ」
「何!?」

ダンのリコシェを破られたのを見てバイロはナツさんに下がるように言う。

「いかなる魔法も私の前では・・・」

バイロはブレイン二世の魔法を無効化しようとしたが、なぜか魔法は無効化されず、ナツさんとバイロは攻撃を受ける。

「魔法の無効化はどうしたんだ!?」
「今のは・・・」
「にょほぉ!!バイロさんの魔法が及ぶ範囲を屈折させて同時にアターック!!さすがブレイン様!!」

俺たちがなぜ無効化されたかわからずにいると、それを赤熊が解説する。

「シリル、感じる?」
「ああ・・・なんつう魔力だ・・・」
「それも、途方もなく禍々しい魔力・・・」

ウェンディ、俺、シャルルは奴等から発せられる禍々しすぎる魔力を感じている。

「無限時計は魔導士が己の刻印を刻むことにより所有者を確定する」

ブレイン二世はそう言うと、一瞬の内に無限時計の上に移動する。

「よって今この瞬間、かの時計は我らの所有物となった」

ブレイン二世がそう言うと、無限時計は鐘の音を鳴らす。

「よい音色だこと」

そう言ったのは、もしかしてエンジェルか?「だゾ!」って言わないぞ!?

「ちょっと!!いきなり出てきて横取りなんて、卑怯じゃない!!」
「聞こえる・・・てめぇらの憤り・・・混乱しているなぁ」
「フフフフ。笑える」

怒鳴るルーシィさんの声を聞き、コブラとレーサーがそう言う。

「我ら闇の者には触れることすら許されぬこの時計。ゆえにお前たちに集めさせた」
「てな筋書きでございましたぁ!!」

俺たちに集めさせたって・・・そんなバカな!!

「っ!!おのれ・・・」
「利用されてた?そんな・・・」

エンジェルと赤熊の言葉を聞いたルーシィさんはミッシェルさんを見つめる。

「それじゃあ・・・お父さんは一体・・・何のために!?」

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