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真・恋姫無双〜中華に響く熱き歌
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が白色であり、弥生時代の人間のような髪型をしており、口元にはりっぱな口髭を蓄えている。
そして着ているものは白いふんどしに申し訳ない程度に乳首だけを隠した胸当てのようなものを身につけている。
その上から黒いコートのような物を羽織り、蝶ネクタイを着けている。
こちらは名を卑弥呼という。
なお、2人とも筋骨隆々な体つきをしており、見た目かなり暑苦しく、変態にしか見えない。

「うむ、お主がそこまでいうからどれほどのものか昨日から見ていたが、あそこまで熱いおのこだとは思わんかったぞ。」
「でしょう、あの人の熱さはご主人様にも無いものよん。だから、彼ならこの外史を変えてくれると思ったのよん。」
「うむ。しかし、なぜあのおのこをこの外史に連れて来たのだ?ダーリンが居ればどこの勢力に所属しても外史は進むのではないか?」
卑弥呼がそう質問する。
「う〜ん、そうなんだけど、な〜んか嫌な予感がするのよねん。」
「嫌な予感、とな?」
「ええ、なんかこの外史、おかしいのよねん。
この三国志の外史ってえ、有名か有能な武将や文官がだいたい女の子になるじゃない?
それが周倉や満寵が男性なのよん。」
「たまたまではないのかの?」
「それが、他にも居るみたいなのよん。まあ、そこまで多い数では無いけど、これまでの外史と比べたら異常な数だわん。」
「ふむ、我らにとっては嬉しい限りなのだが、そういうことでは、何かあるかもしれんのう。」
「でしょう?だから、どうにかしてこの外史の流れを変えられないかと思って彼を呼んだのよん。」
「そうか。しかし、あのおのこは何者なのじゃ?お主がそういうからには余程の者じゃろうが。」
バサラについて卑弥呼が聞く。
すると貂?はふっと笑い
「ふふ、私も偶然知ったんだけどね、すごいってもんじゃないわん、彼。なんせ歌で戦争を止めた男よん。」
「なん、じゃと」
そう呟いて卑弥呼は驚愕した。
「それ以外にも、意思があるはずが無いと思われていた宇宙を遊泳する大きな大きなクジラ相手に歌わせてデュエットしたのよ、彼。」
貂?のその言葉を聞き、いろいろ聞きたいことができた卑弥呼だが、それ以上に貂?の前の言葉について聞くことにした。
「歌で戦争を止めたとは、どういうことじゃ?
過去、現在、未来、古今東西あらゆる英雄ですらなし得ていないことじゃぞ?
そんなことが可能なのかの?」
そう言葉にした。
それは事実であり、不可能なことだと認識している卑弥呼。
それは彼が女?王として君臨している邪馬台国においての経験がある。
それゆえに湧いた疑問。
その疑問に貂?は
「どういうことって、そのままの事実よん。
さっきも言った通り、知ったのは本当に偶然なんだけど、
彼の活躍、いや生き様を知った時にこの人なら、このなにかおかしい外
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