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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
透明ルーシィの恐怖!!
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!」
「妙な言いがかりつけんな!!」
「お前じゃなきゃ誰がやったんだ!!」
「知るか!!」

マカオさんは確かに頭からびしょびしょに濡れている。だけど、こんな雰囲気の中でワカバさんがそんなことして空気を乱すとは思えませんけど・・・

「なんだよいきなり!!」
「何すんだ!!」

今度はジェットさんとドロイさんが掴み合いのケンカを始める。なんだなんだ?

「なんだなんだ!?ケンカか!?」

グレイさんは服を脱ぎ捨てケンカに混ざる気満々みたい。

「どうしたの?急に」
「なんか、酒をかけられたとかなんとか」
「一体どうしたんですかね?」

俺たちはカウンターからその様子を見て心配になる。
今度はケンカしていたマカオさんとワカバさんがフリードさんを描いていたリーダスさんにぶつかり、リーダスさんは描いていた絵を壊され怒り、椅子を投げつけたらその椅子がナツさんにぶつかる。
ナツさんが怒ってその椅子を投げ飛ばしたらそれがグレイさんの頭を直撃し二人がケンカを始め、その二人がリクエストボードを眺めていたナブさんにぶつかりさらにケンカが始まり、気がつけば俺とロメオを除いた男性陣全員で大乱闘が勃発していた。

「一体どうしちゃったの?」
「なんでいきなりこんなことに・・・」
「みんな落ち着いて!何があったの?」
「放っておけ。いつものことだ」

心配する俺たちと対照的に落ち着いて紅茶をすするエルザさん。

「でも、このままじゃ建物が壊れちゃう」
「以前と違ってボロボロですからね」

ミラさんと俺は建物が心配なんです。皆さんのケガ?大丈夫大丈夫、多少のことなら皆さんも問題ないはずですし。

ガンッ

あ!エルザさんの頭に椅子が当たった。

「後で修理させればいい」

さすがエルザ。何があっても動じないですね。

ゴンッ

今度は樽が頭にぶつかるがそれでもエルザさんは動じない。

「いちいち動じないのが大人というものだ」

ドガンッ

そんなエルザさんに今度は大きめの背もたれつきの椅子がぶつかる。

「まったく、成長しない奴等だ。むしろ7年経ってますます騒がしく――――」

エルザさんがさすがにイライラし始めてケンカの様子を見ようと体の向きを変えると、そこに大きなテーブルが飛んできてエルザさんの顔をヒットした。

「お前らぁ・・・」

さすがにエルザさんも限界みたいですね。怒りで体をフルフルと震わせたあと、

「大概にしろー!!」

エルザさんもケンカへと参戦する。やっぱりこうなるんですね。

「エルザさんまで参加しちゃった」
「でも、こうなると思ったけど・・・」
「ですよね〜」

キナナさんとミラさんもその様子を見て同じことを思っていたようだ
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