暁 〜小説投稿サイト〜
僕のサーヴァントは魔力が「EX」です。
変身
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で前が見えないでいると何処からかSE.RA.PHからのメッセージが聞こえてきた。しかしそのメッセージはどこかノイズが混じっているようにも聞こえ、通常のメッセージとは違うような気もした。

「おい、これは一体何なんだ?」

「分からない。私もこんなのは初めてで……?」

 話している間にも光と圧力は強まるばかりで、SE.RA.PHからのメッセージも繰り返し聞こえてくる。

《サーヴァント『バーサーカー』の容量の急激な増大を確認。現在のアリーナの規模では収まりきりません。特別処置としてアリーナを急遽改造します》《サーヴァント『バーサーカー』の容量の急激な増大を確認。現在のアリーナの規模では収まりきりません。特別処置としてアリーナを急遽改造します》《サーヴァント『バーサーカー』の容量の急激な増大を確認。現在のアリーナの規模では収まりきりません。特別処置としてアリーナを急遽改造します》《アリーナでの戦闘行為は禁止されています。即刻戦闘を中止してください》《サーヴァント『バーサーカー』の容量の急激な増大を確認。現在のアリーナの規模では収まりきりません。特別処置としてアリーナを急遽改造します》《サーヴァント『バーサーカー』の容量の急激な増大を確認。現在のアリーナの規模では収まりきりません。特別処置としてアリーナを急遽改造します》《アリーナでの戦闘行為は禁止されています。即刻戦闘を中止してください》《サーヴァント『バーサーカー』の容量の急激な増大を確認。現在のアリーナの規模では収まりきりません。特別処置としてアリーナを急遽改造します》《サーヴァント『バーサーカー』の容量の急激な増大を確認。現在のアリーナの規模では収まりきりません。特別処置としてアリーナを急遽改造します》《アリーナでの戦闘行為は禁止されています。即刻戦闘を中止してください》

 ……お、おい。これってマズくないか?

 SE.RA.PHからのメッセージは聞こえてくる度にノイズが酷くなり、いよいよ嫌な予感がしてリターンクリスタルで脱出しようかと思った時に、漸く光が消えてSE.RA.PHからもメッセージも止まった。

「一体何だったん……………だ?」

「………何? これ?」

 光が消えたあと僕とアヴェンジャーは目の前の光景を見て思わず呆けた表情となって呟いた。

 僕達の目の前にあったのは……広大な一つの空間となったアリーナに鎮座する、巨大な八つの頭を持つ蛇……いや、龍だった。
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