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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Two episode 第一層攻略
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デスゲームが始まってからもう1ヶ月が経っていた。
1ヶ月が経っているというのに第1層のボスはまだ攻略されておらず、迷宮区すら突破していない。
その中、俺とユウキは今いる町、トールバーナーの近くの平原でレベリングをしている。


「ユウキ!スイッチ!」


そう叫びユウキと前衛を交代した。
凄い速さでユウキが前に行く。


キィィイイン


「やああああぁああぁ!!!!」


ユウキの持っている剣が黄緑色に輝き、ソードスキル《ソニックリープ》を敵に当て、ルーウルフを横に一刀両断にした。
ルーウルフは結晶体となり消滅した。
今の戦闘によりレベルがユウヤとユウキのレベルが1上がった。
レベルが上がったことでユウキは大喜びしている。


「ユウヤユウヤ!レベルが上がったよー!」


毎回思うがレベルが上がる度にユウキは遊園地に来た子供の様に凄く喜んでいる。
何となく、見ているととても和む。


「俺もレベルが上がったぞー。今の敵はコルを凄い落としてくれるみたいだな」


コルとはこの世界のお金のことである
普通のモンスター、例えば最初のイノシシとかは15コルしか落とさない
だが、今のモンスター、ルーウルフは500コルも落とした
この第一層では流石にレベリングをずっとしているとそのレベルにあった武器を作る為にコルが必要なので結構貴重だったりする
ちなみに俺はソードスキルは槍を上げている。武器の名前はアロイスピアー。ユウキは片手直剣のスキルを上げている。武器はアロイソード。


「ふぅ…今のでレベルは13か…ユウキは今どのくらいだー?」


「ボクの今のレベルは12だよー!」


かなりレベルを上げたな…俺達は安全マージンを取るため階層+10のレベルにしている。
安全マージンを取るものは現在でもかなり少ない。
何故かと言うと、このデスゲームを完全に信じているものが少ないからだ。
興味本位で飛び降り自殺をしていたやつもいた。
勿論そいつは飛び降りてから一度も姿を見られていない。
安全マージンをとっている俺達はレベリングではトップクラスに入っていた。


「ユウキ、そろそろ戻るぞー」


「うん!わかった!」


笑顔で返事をしてきた
本当に…和むな…



今日は早めにレベリングをやめた。何故かと言うと今日の昼、大体1時間後に初の第1層攻略会議が開かれるからだ。
βテスターの時はがむしゃらに突っ込んでボスに挑んでいたが、今回はそうはいかない。
もし1人で突っ込んで行ったらレベル的には数十分は耐えれるだろうけど、取り巻きのルイン・コボルト・センチネルがボスを倒すまで湧き、ボスであるイルファング・ザ・コボルト・ロードのヒットポイントを4分の1
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