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K's−戦姫に添う3人の戦士−
1期/ケイ編
K2 やるからには投げない
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力って、ボランティアですか? それとも正規雇用ですか? どっちの意味かで返事も変わってきますから」
「君はどちらが望ましいんだ?」
「正規雇用がいいですね。給料が欲しいんで」
「――金目当てにノイズと戦う気か」
「まあ、まとめるとそうなります。早く家から独立したいんですよ。もちろんやるからには全力で取り組みます。一度やると口にした以上は半端に投げるな、が死んだ祖父さんの鉄の教えだし。そもそも金貰ってやるなら立派に責任があるから、その責任はちゃんと負います」

 弦十郎は品定めするようにケイを見つめた。
 ケイは内心びくつきながらも、弦十郎の視線を真っ向から受け止めた。

「――いいだろう。君の出す条件で、君を二課装者として雇う。それなりの働きを期待しているぞ」
「はい! ありがとうございます!」

 ケイは直角近くまで頭を下げた。
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