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2.友人救出物語 〜ただし嫌いな人間はボコる〜
毒舌コンビ、メシウマ状態
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ニッと無邪気に笑う白夜。

テ「あぁん、可愛い!

私、この子を嫁にする!」

白「い、いや、俺女ー」

コ「そ、それはいくらギルドマスターでも譲れません!」

白「何を譲る気ー」

テ「あらぁコロロちゃん、この私とやる気?」

コ「た、確かにギルドマスターは強いです????。(胸囲的な意味で)

でも、この世にはきっと弱い子が好きな人もいます!(胸囲的な意味で)」

2人の間に火花が散る。

白夜はあたふたして宥めようとするが、どうすればいいか分からず。

そんなとき、大きな爆発音が聞こえてくる。

3人が駆けつけてみると、ギルドの入り口が焦げ、扉が吹き飛んでいた。

テ「あらぁ、何事かしらぁ?」

愉快そうに笑うテルマ。

コ「ぎっ、ギルドマスター、愉快そうに笑っている場合じゃないですよ??????!

あ、あの人たちって帝の方々ですよ??????」

ビクビクとテルマの後ろに隠れるコロロ。

白「テルマ姐さん、あの弱いのが帝なのか?」

コソコソと白夜はテルマに話しかける。

テ「そうよぉ。

帝の方々がこんな弱小ギルドに何の用かしらぁ?」

雷帝が気づき、答える。

雷「おや、こんなしけた場所がギルドなのかい?

てっきり馬小屋か何かかと思ったよ。」

テ「それはそれは。

それで、帝の方々が何の用かしらぁ?」

雷「ここに、強大ギルド“龍の首"のギルド員を傷つけた馬鹿がいるようでね。

飼い犬の躾はしっかりとしてくれないと困るよ。」

やれやれとため息を吐く雷帝。

テ「うふふっ、馬鹿ですって。」

チラリと白夜を見る。

白「どっちかって言うとあいつらの方が馬鹿だろ、違うか、テルマ姐さん?」

テ「あってるんじゃないかしらぁ、むしろ無能なんじゃない?」

キラッキラした笑顔で毒を吐く2人。

雷「君たち、僕らを馬鹿にしているのか?」

「「だって事実だし(事実ですもの)。」」

毒舌コンビ、メシウマ状態。

ピクピクと雷帝のこめかみに青筋が浮かぶ。

そこまでいかなくとも、風帝も馬鹿にされたことを怒っているようだ。

雷「僕たちを愚弄するとはいい度胸だね????、覚悟はできてるんだろう?」

白「はっ、覚悟するのはそっちだろ、む・の・う?」

雷「くっ、僕たちに喧嘩を売ったことを後悔するがいいさ!

明日、王城の地下闘技場に来い!」

白「俺、一応一般人だから行けないんだぜ、勝手なこと言うんじゃないぜ。」

ニヤニヤと笑う白夜。

雷「王に許可を貰えばいい話さ、いいか、明日の正午だ!

少しでも怪我をしないよう神に祈るんだな!」

雷帝はバタバタと
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