二回戦開始
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ていたアヴェンジャーを起こして二階の掲示板を見に行くと、掲示板には一回戦の時と同じく一枚の紙だけが貼られていた。
【二回戦の対戦相手。
平和時行。
フローラ・トリステス。】
掲示板の紙に書かれていたのは僕と対戦相手の名前。その名前から見て今度の対戦相手は女性のようだ。
「あら？ 貴方が対戦相手の方ですか？」
僕が掲示板を見ていると一人の女性が話しかけてきた。
二十代前半くらいで喪服のような黒い服とスカートを身につけた銀髪の女性。その雰囲気は霊子ハッカーというよりもどこにでもいる主婦といった感じだった。
「私、フローラ・トリステスと言います。二回戦ではどうぞお手柔らかにお願いしますね」
「あ……、これはご丁寧にどうも。平和時行です。こちらこそよろしくお願いします」
深々と頭を下げて挨拶をしてくる対戦相手、フローラにつられて僕も頭を下げて挨拶をする。……というか本当にこの人が二回戦の対戦相手なの？
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除