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Angel Beats! the after story
乙女のトップシークレット
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でしたぁ!!」

命あってこその人生だからね。命は大切にしなきゃ!

「お昼奢ってくれたら許しちゃう☆」

「んな!?図りやがったな!」

「そんなことないって、正直屋恥ずかしかったんだよ。それに、お昼を奢るだけで許してもらえるなんてお得だよ、大特価だよ」

お昼代で命を散らせずに済むのはありがたい。

「奢るもなにも、最初からそのつもりだったしな。ほれ、さっさと行くぞ」

「……な、なんだぁ〜音無くんったら女性の扱い上手くなっちゃって、うりうり〜」

肘で軽くではなくそこそこの力で小突いてくる。中学生でも褒められると少し照れくさいな。それと痛いですクロ遊佐さん。

「ほらほら行くんでしょ」

「え、ちょ!?」

いきなり手を握ってきたため驚くが手の感触を感じる余裕もなく、クロ遊佐に引っ張られながら走った。









ここの遊園地はフードスペースと呼ばれる屋台のような簡易的な造りの店が半分の弧を描くように並んでいる。中心にはテーブルと椅子がある。店の数=種類のため和洋中問わず大抵は揃っている。

少し遅めのお昼だからか、客はそこまで多くなく、ゆりたちもいない。良いタイミングで来れたな。料理が乗ったお盆を持ち歩きながらそんなことを考える。

「はいこれ」

「ありがと」

頼まれていたナポリタンをクロ遊佐の前に置く。俺も自分の料理を置きながら座る。ちなみにラーメンである。

「ねぇ音無くん」

互いに会話もなく食べているとクロ遊佐が声をかけてくる。

「さすがにあげないからな」

「いらないから。それでね、音無くんはさ、どうして私を音無くんの知っている遊佐さんに戻したいの?」

掴んでいた割り箸を置き、答える。

「そりゃあ、遊佐は大切な仲間だし」

「ふ〜ん、じゃあさ音無くんは私との関係は邪魔なものって考えてるのかな?」

「は?なんでそうなるんだよ」


「自分で言ってて気づかないの?遊佐さんの人格を戻すってことは私の人格を消すってことと同じなんだよね。言ったでしょ、本来の私が遊佐だって。生前の恨みも今はもう無いようなものなんだよバラしちゃうとね」


手に持っているフォークを上下に振りながらそう言うクロ遊佐。


「だから人格を変える必要はなくなる。死後の世界の私には強い意志があったからこそ本来の人格を沈めながら別の人格で過ごせた。でも、あの頃の意志を持ってない今の私が遊佐に戻るには私自身を消すしかないの。そうしなきゃ遊佐の心が壊れて廃人になる」


「いや、でも公園で二重人格だって言ったじゃないかよ」


「うん、言ったね。そもそも、二重人格ってね人間の一種の防衛本能なんだよ。精神的苦痛つまりトラウマと
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